わたしは家計簿をつけていません。自慢になりませんね。めんどくさがりなので、続けられないのです。それと、家計簿をつける意味がよくわからない。
そんなわたしですが、たまに家計簿(らしきもの)をつける時期があります。それは、浪費が目立つ項目が出てきた時。
人って、生活が少しずつ変化するじゃないですか。これまで、スーパーで底値買いしてたのに、給料が上がったり、臨時収入が入って気がゆるむ。そして、コンビニをしょっちゅう利用するようになったりする。
そんな、何となく支出増えてる?の時期に家計簿をつけてみます。
そういう時におすすめな方法なのが、これ。「1行家計簿」。
参考:「1日10秒書くだけで、お金が貯まる! 税理士が考えた『1行家計簿』とは?」(ダイヤモンドオンライン)
その名の通り、1行だけつける家計簿です。
でも、一気に「すべて」の支出を対象にしないでください。対象を絞って1か月つけてみる。
食費全般だと範囲が広すぎるので、「コンビニ」「お菓子」などの支出に限定しましょう。何となくむだ使いしている分野って、自分でわかるものなので、そこをピックアップするんです。
わたしはこれで、コンビニ支出の多さを自覚したので、用もなくコンビニに立ち寄らないようになりました。
1行なので、市販のちゃんとした家計簿を買う必要はなし。ふだん使っているスケジュール帳や、カレンダーに書くだけで十分なんです。
あとで具体的に振り返るために、レシートも取っておきましょう。
日常的に何を買っているのか、把握する。それはもっと安く買えないのか? 家で作れないのか?の対策はそこからですね。
お金の流れはモノと違って見えないので、〝見える化〟が必要なんです。
支出を目に見えるようにして、1つ1つの項目を分析すること。
この辺は、断捨離における手順と一緒ですね。ごたごたになった棚(家計)から、モノを「全部出し」(支出のピックアップ)し、要・不要の判断をする(必要な支出・不要な支出の洗い出し)。
1日の支出の中から、洗い出したい支出だけをさらっと書いてくだけなので、かんたんですよ。それなのに、効果大。
1行家計簿、あなどれません。