この間書類の断捨離をしていたら、結婚当初の家計簿が出てきました。
なつかしいーと思ってパラパラめくってみると、意外にも生活費は現在とほぼ同じ。でも、このころお金なかったよね?と思い、さらに見ていくと…。
年間の「特別支出」がべらぼうに多かった。毎月貯めてたお金は、ある程度貯まると、車好きのだんなが使ってしまう。
そういえば、車何台買い換えたっけ。中古だから、そこまで高くないけど、チリ積もで延べ数百万。500万は超えてたんじゃなかろうか。
「なんで、それ許してたの?!」って言われるかもしれない。
本当にそうだ。
だけど、当時のわたしは、だんなの「今回だけ。これで最後だから」をそのたびに許してしまってたのだ。
何度も裏切られて、そのたび「えー、この前あれで最後って言ったじゃん」と抗議しても押し切られてしまう。
それで、わたしも貯金に対して無気力にになってしまってた。どうせ、貯めても使われちゃうって。
だから、ボーナス時はけっこう思い付きでわたしもポンポン買い物してたなあ。
浪費家のだんなは、お金が貯まると使わずにはいられない人。当時は貯金額をオープンにしてたから、貯まってくると「そろそろ使ってやろう」と虫が騒ぎ出す。
苦労して稼いだお金をこんなふうに使われてはたまらないとやっと気づいたわたしは、貯金をだんなから隠すことにした。
そして、それからは順調に増えている。
でも、だんな名義の貯金(財形とか)は増えてないから、家族としての貯金はとっても少ない。だから、むだ使いできない。
当時のわたしは、貯金が少ないのは浪費家のだんなのせいだと思ってた。
本当にそうだろうか。
違う。
わたしにも足りなかったのだ、貯金を守るという強い気持ちが。
優柔不断でいると、お金を失うっていうことがわからなかった。
浪費家の夫と優柔不断な妻。これでは貯まるわけがなかったのだ。
だんなは今も変わらず浪費家だけど、わたしがしっかり家計を管理するようになって、わが家は変わった。
これからも、子どものためにも、かわいいお金たちを守っていきたい。
そう決意を新たにして、昔の家計簿は断捨離しました。