住まいをどうするか?
大きな問題ですよね。選択によっては(身の丈を超えた高額な家を建ててしまったとか)、一生を左右してしまう。
タイトルの、「田舎では『中古住宅の住み替え』が経済的にはベスト」ですが、これは検証したわけではありません。今のところ、そうしてみての実感です。
田舎の場合(都市部は住んだことがないのでわからない)ですが、手ごろな「中古住宅」を買い、人生のステージに合わせて住み替える。
これがベストだと思う、その理由は?
・都市部と比べて収入が低い割には、住宅建築費はそんなに変わらないような気がするから。田舎ですが、建築費は2000万~3000万はします。3世代用だとそれ以上かな。
・都市部に比べて、土地代が圧倒的に安い。坪2万とかふつうです。町中のいいところでも7万くらい。ここに、中古住宅が付いていると、うんとお得な買い物になります。
・人口減少が顕著。なので、空き家がどんどん供給される。つまり、買い手市場なので、有利。安く買える。この傾向はさらに強まるでしょう。
・賃貸生活は高い。家賃は収入に比べて高め。家賃は田舎だからといって、そんなに安くないです。10年以上家族で住む予定があれば、手ごろな物件を買った方がお得かも。
以上の理由から、中古住宅住み替えベスト論に到達しました。
どうでしょうか?
実際、わが家はそうしてみて、住宅費負担が本当に少ない生活が送れてます。
およそのリフォームも終えて今、住居費はほぼゼロ。
わたしが「勝手にセミリタイア」できたのも、それが大きいです。
ざっと、住宅に関する収支計算(居住年数15年)をしてみると、
土地+建物で350万、リフォームに70万、毎年の固定資産税3万×15年で約50万、火災保険など約50万 以上、購入・維持費で520万。
これを居住年数で割ると、およそ年35万。
月額にすると・・・2,8万。3万弱で住んでいることになりますね。安い!
小さな家を建てれば新築でもこれぐらいで済むのかなあ・・・。
先輩のご意見をうかがいたいです。
同額のアパートもありますけど、戸建の方が気兼ねなく暮らせます。
わが家のような田舎では、これまでは「土地が安い(またはタダ。親が土地を持ってる)」+「家賃が比較的高い」ことから、結婚後、新築で大きな家を建てるという流れになってました。
35年ローンを組み、返済する。今まではそれでよかった。
しかし、今は時代が変わりました。
会社はふつうに潰れるし、倒産しなくても減収になったりする。
人口が減少していくので、家が余り、資産価値の上昇も見込めない(立地によっては、タダでも買い手がつかない)。
こんな、人口減+デフレっぽい社会では、これまでとは違った住宅戦略をもつべきでしょう。