断捨離がいったんうまくいって、部屋がすっきりしたー!
・・・と思ってたら、いつの間にかゴチャゴチャしてきた。
そんなことありませんか。
断捨離とダイエットは本当によく似ていて、
入ってくるモノ(摂取カロリー)が、出ていくモノ(消費カロリー)より多ければ散らかってくる(太ってくる)。
いったん断捨離(ダイエット)がうまくいっても、生活習慣が変わらなければリバウンドしてしまう。
すっきり状態を継続できるかどうかは、生活習慣というか、人間の中身が変わらないと難しいですね。
断捨離すると、モノを捨てるつらさから、それ以降は消費に慎重になる人が多いと思うんですけど、物欲がなくなるわけじゃありません。
むしろ、「もう安っぽいものは持たない! ゴミになるから。これからは、本当にいいモノを買うんだ」となる人もいるでしょう。
はい、わたしです。
一時そうなりました。
「本当にいいモノ」はお値段的に買えないから、「ちょっといいモノ」を買うようになったんです。
収入が増えたわけじゃないんだから、そんな暮らしは長くは続かなかったですけど。
ともかく、そんなわけで、断捨離後しばらくしたら「ちょっといいモノ」が増えてきたんです。
自分が、すてきだなって買った「ちょっといいモノ」たち。気を付けないと、シリーズで欲しくなったり、付属品も買いたくなったりしませんか。
モノがモノを呼ぶというか、悪循環が生まれる。
そんな、こんなで、しまう場所からあふれてきてしまったんです。
それが、勝間和代さんのいう「収納破産ポイント」で、そこで断捨離しなくちゃいけなかったのに、「ちょっといいモノ」だったから、大事にしなくちゃと収納用品を買ってしまったんです。
その後は・・・はい、また断捨離するはめになりました。
ぎっしりモノのつまった収納用品や収納家具が部屋にあると、息苦しい。くつろげないというか。たとえ、「ちょっといいモノ」たちでも、息苦しい。
これは不思議ですね。
散らかった部屋の方が落ち着ける人もいるけど、わたしは何もないくらいの方が落ち着ける。
結局、断捨離は1回じゃ済まないってことでしょうか。
1回断捨離が成功しても、人間そんなに変われません。
徹底的にやる人なら、もう断捨離しなくて済むのかもしれないですけど。
何度も何度も、定期的に断捨離しながら、少しずつ購入基準を厳しくしていく。
気を付けることは、モノが増えるたびに収納用品を増やさないこと。
その繰り返しなんでしょう。