夏休みは、子どものお金教育の機会がいっぱい
夏休みは、ふだんなかなかできない子どものお金教育の機会がたくさん作れます。
子どもに、夕飯のメニュー作りから買い物、調理まで任せてみませんか。
この写真は、この前、子どもの友だちがお泊りに来た日の夕食です。
「夕飯何つくろっかなー」。考えるのがめんどくさくて、子どもたちに任せました。
予算を決めて買い物させるところからやってもらえば、立派なお金教育にもなるじゃない。
この提案、子どもたちは嫌がるかなと思ったんですが、「えー、本当。いいの!?」って、とっても喜んでくれました。なかなかできない体験ですもんね。
買い物が予算内に収まってびっくり
「じゃ、食べたいメニュー考えといてね~」と渡したメモ用紙には、「マグロ、サーモン、イカ、タコ、もやし」と書かれていました。
握りずしか、予算オーバーだな。ちょっと心配になりました。
あとは「みそ汁、もやし炒め」とのこと。ふんふん、なかなかバランスが取れてるじゃないの。
さっそく3人でスーパーへ買い出しに行きました。
「予算は1500円だよ」と電卓を渡したら、「えー、少ないー」と不満げでしたが、刺身売り場を真剣にのぞいて、2人で「あ、こっちの方が安いよ」「マグロはやっぱり、赤身だよね」などと言いつつ、選ぶのが楽しそう。
もやしを含めて1565円のお買い上げとなりました。おおー、ほぼ予算通りではないですか。
手作りの握りずし、おいしかったよ
「予算内でメニューを決め、買い物をさせてみる」というのがやらせたかったことなので、正直、握りずしのできばえは期待してませんでしたが・・・。
柵(さく)の状態から、ネタを切り出し、シャリを握り、それなりのができ上がって、二度びっくりです。やらせれば、できるんだなあ。
「おいしいねえ」と言ったら、2人の顔が輝いて見えましたよ。
お金にふれる生活体験はレジャーになる
遊園地などのレジャーもいいですが、子どもにとって、夕飯の献立を立てて買い物し、調理する。
そんな体験が新鮮なんです。
生きた学びといいますか。
友だちと一緒ならなおさらです。
ぜひ、そんな体験、させてみませんか。