「存在給」って知ってますか?
心理カウンセラー・心屋仁之助さんの本を読むと、ポジティブな気持ちになれます。
がんばるのをやめると、お金が入ってくるですって!?
そんなばかな、と思うでしょ。
わたしも最初、「うさんくさい」と思いつつ、書店で手に取りました。
心は正直なもので、「がんばらなくても、お金が手に入るなら、その方法が知りたい」と思ったんですよね。
読んでみての感想は・・・
「存在給」という発想
「存在給」っていう考え方が一番おもしろかったです。
存在給は、あなたが存在するだけでもらえる基本給のこと。自分が認める「自分の価値」を金額で表したものなので、自分でその額を決めていいんだそうです。
ところが、自分に自信がない人は存在給も低く決めがちで、「0円」という人も。
わたしも、「1カ月何もしなくてももらえる金額? 働かないんだから、0円でしょ。でも、働けない人は生活保護費で10万くらいもらってるから、10万は欲しいなあ」と思った。
この考え方が貧乏を呼んでいた
心屋さんによると、がんばった分だけもらえるお金、そういう考え方は「歩合給」だそう。
わたしは貧乏マインドだった(笑)
こう考える人が圧倒的多数だと思いますけどね。働かなきゃ入ってこない、がんばらなきゃ、収入は増えないって。
でも、その考えだと、「ある」という豊かさにたどり着けないのです。
心屋さんも最初は自分の価値(存在給)を月10万くらいに考えていたそうです。
で、がんばって、がんばって働いてみたけれど、ある一定のラインよりお金は増えなかった。
ある時、存在給のしくみに気づき、「自分には価値があることにしよう」と決めたわけです。そういうことにして、がんばるのをやめたら、お金が入ってくるようになったんだそうです。
そういう体験に基づいて書かれているから、「不思議だけど、やってみよう」と思わせてくれるんですね。
がんばって生きてきて、どうだったか
この記事を読んでいるみなさんは、これまでがんばってやってきて、うまくいきましたか。
わたしはそうではなかったなあ。
これまでは(特に20代のころは)、歯を食いしばって、がんばって生きてきたように思います。
ただ、努力する方向性を間違えていたというか、むだな努力をしていた。
結果、お金は貯まりませんでしたねえ。むだ使いも多かったからかな。
「あり方」を変えよう
他のお金持ちマインド本で気づきをもらったり、昨年あたりから心屋さんの言うことを実践したり、少しずつ変わっていった結果・・・
思わぬところからお金がボーンと入ってきたり、ちょこちょこ収入が入るようになっています。
「豊かさは想像を超えたところからやってくる」んですね。
「あり方」が20代のころと変わった、と思います。
今は当時から比べれば、経済的にも、精神的にも、のんびり過ごせてます。
心のクセを直す
こうなるまでには、今までについた心のクセを直していかないといけません。
自分には価値があることにする。
少しずつ、心のクセを直すおけいこ法がいろいろ書かれていますよ。
『一生お金に困らない生き方』をしたいと思う人は、やってみる価値がある本です。