これは以前何かで読んだのですが、「ビジネスが成功する理由はそれぞれだが、失敗の原因は皆共通している」という箇所がありました。
立ち上げた会社が成功した理由は、運がよかったり、ビジネスの内容が時流に合っていたなど様々だが、失敗した会社はその原因が共通している。だから、まず失敗する要因を取り除けーというものだったんです。
ビジネス書でしたが、すべてに共通することじゃないかって思いましたね。
「貯金」に当てはめて考えてみる
これを「貯金」という分野に当てはめると、こうなるのでは?
貯金ができるようになった成功要因は、「袋分け」だったという人もいれば、いや、わたしは「底値買い」を徹底しました、「ライフプラン表の作成」が効果ありますよ、と人それぞれだと思うんです。
要はその人に合った貯蓄法、「お金持ち習慣」を身に着けたということでしょう。
共通点を見出すのがなかなか難しい。
反対に、貯金がうまくできない人の「貧乏習慣」というのは共通点が割と見つけやすいように思います。
たとえば、「計画を立てない」「衝動買いが多い」「収支を把握していない」「予算立てしていない」などです。
「貧乏習慣」を見直す
雑誌などでよく「こうして貯金に成功した!」みたいな企画が載っています。
それを見て、よーし、がんばるぞ!と思うのですが、その前にやることがあります。
それが「貧乏習慣の見直し」です。
バケツの穴をふさがなければ、水(お金)は貯まらないのです。
穴をふさいだ後に、「お金持ち習慣」を取り入れてみましょう。
わたしの知ってる範囲ですが、お金が貯まらないという人、お金がないという人の習慣は共通しているんです。たとえば、「衝動買いをする(計画性がない、感情に流されやすい)」とか、「メリハリのない使い方をする(支出が全般的に多い)」とか、「コンビニによく立ち寄る(計画性がない、コスト意識が低い)」などです。
その習慣がなぜ貯まらないのか、1つ1つ見ていくと・・・
・衝動買いをしてしまう→予算オーバーしやすい(予算立てしていれば、ですが)。不要なモノを買ってしまう確率も高いです。どうしても衝動買いを止められない場合は、対策が必要ですね。
・メリハリのない使い方をしている→家計全体がメタボ化します。削りどころ満載なはず。
・コンビニによく立ち寄る→ちょこちょこ買いは積もり積もって、けっこうな金額になります。そして、コンビニは割高な商品が多い。
いろいろ上げましたが、全部過去のわたしに当てはまります(汗)
当時はこれらの貧乏習慣に気づかなかったので、「貯金しようと思ってるのに、なんで貯まらないのかな~」って思ってましたよ。
「バケツの穴」をふさごう
こういった貧乏習慣は、バケツにあいた穴のようなものです。
まず、穴をふさぎましょう。
お金持ち習慣を真似るより、貧乏習慣を避ける。
これだけで、家計は変わると思います。
お金を貯められない人は、自分の貧乏習慣を探し出してみては?