モノを大事にできない人は貯まりにくい
貯められなかったわたしは以前、モノを全然大事にできなかった人でもありました。
何ていうか、扱いがぞんざいだったんですよね。ていねいに扱うということをしていなかったから、傷むのも早かったし、そして傷んでくると愛着も薄れる。
「傷んできたなー」と感じた時点で、新しいのが欲しくなっていたわけ。
そもそも、本当に欲しいものを買っていなかった(安いものを優先しがちだったし、衝動的に買うことが多かった)ので、大事に使う意識が薄かったんでしょうね。
見回してみてください。お金が順調に貯まっている(だろう)人を。気に入ったモノを買い、大事に使っているんじゃないでしょうか?
なぜ、モノを大事にするようになったか。
そんなわたしにも、モノを大事にしようと思うきっかけがやってきました。
それは、断捨離を始めて、ヤフオクやamazonで不要品を売るようになってから。
今使っているモノは、いずれ人様にお譲りすることになるかもしれない。そうなってもいいように、ていねいに使わないと!ってね。
基本、読み終わった本は手放していたので、本は特にそうするようになりました。
それまでは、ブックオフに持って行っていて、買い取り額が低かったこともあって、そんなに意識していなかったんですが。
amazonですと、買ってくれる人が目に見える(住所と名前だけですが。あ、あと評価もありますね)ので、きれいなままお渡ししたい、買った人に喜んでもらいたいって思うようになったんです。
その方が高く売れますしね。お互いにいいじゃないですか。
汚れたもの、傷んだものを出品するのは清掃が大変
雑貨は、汚れてると出品時の清掃が大変でした。
なので、ふだんから汚さないように、傷めないようにていねいに使うように。
その習慣が身に沁みついたんでしょうね。モノを扱う時は、基本きれいな手で(ぬれた手で触らないなど)、傷をつけないよう、ゆっくり扱うようになりました。
そうしていると、雑に使ってた時の何倍も長くきれいな状態が保てるんです。
そして、傷まないから長く使える。
当たり前ですが。
雑に使っていた時って、雑に使ってるという意識がないんですよ。
「モノをていねいに使える」というのは、生活技術の1つ
この習慣が身に着いたおかげで、1000円で買った傘が10年くらい使えてしまった。
さすがに、色落ちしてきたし、止めるところが傷んできたので、そろそろ買い換えようかなあと思ってますよ。
モノを大事に使うと、貯金が増える
わたしの場合、モノを大事にする習慣が身についたのと、貯金が増え始めたのが同時期だったのは偶然ではないと思います。
モノを大事にすることで、プラスのサイクルが回り始めたんです。
モノを大事にする→長持ちする→頻繁に買い替えなくていい→お金が貯まりやすくなる→多少高くても気に入ったものが買える→さらに大事に使うようになる。
こういうサイクルができてきたのでした。
モノ=お金。
モノはお金が形を変えたもの。
これからも、お金を扱うように、大事にモノを扱っていきたいと思います。