先ほど「人はなぜ、お給料をいっぱいいっぱいまで使ってしまうのか」という記事を公開しました。
今回はこれとは逆に、「備蓄(貯金)しすぎる人」について、そして、その問題点について書いてみたいと思います。
貯金にはまり過ぎるのも苦しい
「お金はあればあるだけ使ってしまう人」とは反対に、「お金を備蓄したい」という思いの強すぎる人、貯金に燃えている人の頭の中はどうなっているか、見ていきましょう。
そういう人は、お金は備蓄できるということがよくわかっているので、毎月1円でも多く残そうとするんですよ。
貯め込む楽しみにはまり過ぎてしまうんですね。
食費まで削って、たとえ、栄養不良になろうとも。冗談みたいな話ですが、実際あります。
貯金にはまっていた頃のわたしはそうでした。
いかに食費を浮かせるかって、頭をしぼってたなあ。
ちょっと栄養不足だった?かもしれません。
貯金を全くしないのではなく、また、し過ぎるのでもなく
貯金をしないのも現代を生きる上でリスクが大きいですし、貯金にはまり過ぎるのも息苦しい。
「今月のカードの請求、いくらくるんだろう」とドキドキしたり、
「今月、これしか貯金できなかった」と落ち込んだり、
お金に振り回されているという点で、どちらも苦しいですし、不幸です。
以前のわたしは、「貯金に関心のない人」であり、貯金に目覚めてからは「貯金にはまり過ぎている人」でもありました。
どちらの状態も、いつもお金のことが頭の中にあり、苦しかった。
ちょうどよいバランスの貯金
貯金に無関心なのではなく、はまり過ぎるのでもなく。
両極端になるのではなく、ほどほどの貯金をし、ほどほどに楽しむ生活。
苦しい時代を通り過ぎ、
収入と支出、そして貯金とのちょうどよいバランス、
今は少しずつつかめてきているように思います。