隅々までぎっしりな収納スペースに、床にはみ出たモノたち。
どうして、うちはこんなにモノが多いんだ?
片付けても、片付けても、ちっともすっきりしない。
もう、疲れた・・・。
モノが増える悪循環
お金が貯まらなかった時期、わが家はモノであふれていました。
そして、貴重な休日は(共働きのころです)片付けと掃除に追われて、ゆっくりできない。
多すぎるモノたちにイライラして、家に居ても落ち着かない。
なので、出かけて、ストレス解消に大して欲しいわけでもないモノを買ってきて、またモノを増やしてしまう。
そんな悪いスパイラルにはまってました。
モノであふれている=お金が貯まらない
モノがあふれている家は、お金が貯まりにくい。
それは当たり前のことで、お金をモノに換えているんですから、貯まらないわけですよね。
でも、ストレスでいっぱいだった当時は、そのことがわかりませんでした。
毎日クタクタになるまで働いてるのに、なんで貯まらないの?
家でリラックスしたいのに、モノが多くてゆっくりできない。
だけど、買い物は楽しいし、「必要なもの」を買っているんだから、やめられない。
どうしたらいいのー!
そんな状況でした。
全くもって、心が落ち着かない生活が続いていました。
むだなモノは買ってないのに・・・
それにしても、思うんです。
何であんなにモノを買っていたんだろう?って。
当時だって、「これは必要だな」と思いながら買い物してました。
その基準は今とは比べ物にならないくらい、ゆるいものでしたが、むだな買い物はしてないつもりでした。
でも、今と比べて、格段に多い買い物量でした。
なんででしょう?
ずっと不思議でした。
所有しているモノが多いほど、「必要なモノ」も増える
それが、ふと気づいたことは「モノがモノを呼ぶから」ではないかと。
これが一番しっくりくるような気がします。
所有しているモノが多ければ多いほど、「必要なモノ」も増えてしまう。
具体的にはどういうことでしょう。
多趣味のせいでモノがあふれてしまっていた
当時、わたしは一眼レフカメラを持っていました。
すると、それだけで、カメラを入れるバッグに、お手入れグッズ、予備のフィルム(当時はまだフィルムを使用している時代でした)、現像した写真などが発生します。
だんだん操作に慣れてくると、今度はあの広角レンズが欲しい、望遠レンズがあれば、遠くのものがはっきり撮れる、接写レンズで花をきれいに撮りたいー。
レンズもあれこれ欲しくなってきます。
夜空や夜景も撮りたいとなってくれば、三脚も必須です。
こうして、カメラ関連のモノが次々と増えていきました。
当時のわたしは多趣味で、この他にも書道やフラワーアレンジメント、スキーなどもしていました。
なので、家の中は何かしら、趣味のモノが転がってましたし、車庫の中も散らかってましたね。
趣味がいくつもあると、大変なことになってしまうのです。
1つのモノ(この場合はカメラですね)を所有することで、関連するものがどんどん増えていってしまう。
なので、趣味に限っていえば、1人1つ程度に絞った方がスペース的にも、お財布的にもいいのかなあと思います。
現在は当時(20年ほど前)より、デジタル化されてますから、より省スペースで趣味を楽しめますが。
何か1つ所有する、新しく趣味を始めるという時には、それに付随するモノがどれだけあるのかも考えるべきでしょう。
でないと、当時のわたしのように、趣味のモノがあふれて、逆にイライラする状況になってしまいますから!