資産家のおうちや、高額な貯蓄ができている世帯などを除けば、生活を一回り小さくする時期は必ずやってきます。
年金生活になれば、ほとんどの家庭でそうなるでしょう。
現役並みの収入がずっと続くわけではありません。
今の時代、現役の正社員だって、いつどうなるかわからない。
お給料が増えるどころか、減る可能性だってある。
そんな不安を抱えている人も多いのでは?
わが家もそうでした。
なので、とりあえず年間生活費の3~5年分は貯金しようとがんばりました。
それができた今、ほっとしているのと同時に、「生きる自信」がついたように思います。
それはなぜかというと・・・
家計を小さくできたから、なんです。
前は年間生活費が夫婦2人で300万くらいかかってましたが、夫婦+子ども1人の今、逆に230万に減っている。
「300万ないと生活できない」という不安のようなものから解放され、「230万あれば生きていける」という安心感に変わったのは大きかったですよ。
実際はそれ以上収入があるので、その分を貯金できてます。
わが家が家計を小さくするタイミングはなかなかよかったかもしれません。
それは、夫婦共働きで、子どもが生まれたばかりの時から始めたから。
一番いいのは、子どもが生まれる前から、さらに言えば、働き始めた時からそうしていればよかったのですが、それはできませんでした(汗)
余裕のあるうちから、家計を小さくしてみる。
そして、そういう暮らしに慣れておくと、教育費が重くのしかかる時期や、住宅ローンの返済中も少しゆとりを持って乗り越えられるのではないでしょうか。
生活を小さくするというのは、ある意味、生活を1ランク下げるということでもあるので、必要に迫られてからでは、大変です。
メタボ家計は急にはやせられません。
少しずつ、少しずつ、ですね。
無理のない範囲で、どうでもいい支出を減らしていきましょう。
数か月後(または数年後)、「あれ? なんか生活が楽になったなあ」と思えるようになります。