羊毛フェルト、始めました。
丸めて、ちくちくするだけなので無心になれて、なかなか楽しいですよ。
新しく趣味を始める時って、どうしてますか?
新しく何かを始める時、最初に全部そろえる派の人、いますよね。
最初からグレードの高い道具をそろえてしまうとか。
わたしがそうでした。
思い立ったら、新品の、完全なセットを購入してしまう。
(中古という選択肢は頭の中に全くありませんでした)
たとえば、自転車で通勤したら運動になるな、と思えば、
町の自転車屋さんで(ホームセンターで売っているのとは違い、いいものを取り扱っているので、高い)、新品のものを買い求めてしまう。
しかも、スポーツタイプのを・・・(ママチャリより、ずいぶん高いです)
6~7万したでしょうか。
その自転車通勤は1カ月も続きませんでした。
なので、6万÷20日で、1日あたり3000円の支出となってしまったわけです。
あと、勉強の習慣さえもなかったのに、いきなり英会話教室に通い出すとか。
やる気が徐々になくなり、4か月集中コースが3カ月で挫折。
マンツーマンの授業を選択したので、授業料は高かったです。
16万もかけて、何も身につきませんでした。
もったいないことをしたなあ。
趣味や習い事は 「小さく」始める
こうして、どれだけむだな使い方をしてきたことやら、思い出すだけで恐ろしい金額に。
今考えれば、自転車は中古のものを手に入れるとか、友だちのママチャリを借りてみるとか、いろいろ手はあったはず。
そうして試してみて続けられそうなら、お金を貯めて新品を買えばよかったんです。
その趣味は続くのか?
その趣味が果たして続くのか、それはやってみないとわかりません。
でも、続くかどうかもわからないのに、いきなり大金を投じることはむだ金になる可能性が高いです。
いろいろな失敗を重ねて今、わたしの趣味の始め方は実にささやかになりました。
今は下記のような段階を踏んで、新たなことにチャレンジしてますよ。
新たな挑戦は段階を踏んで
第1段階 何かおもしろそうなものを見たり聞いたりして、「やりたい!」と思っても、2~3日考える。
思い付きで始めると、すぐに飽きてしまうので、それを防ぐため。
↓
第2段階 「やっぱりやりたい」となったら、まずネットでその対象について調べる。図書館で本を借りて、全体像を把握する。
その趣味についてザックリと知識をもつことで、どんなものが作れるのかとか、最低限必要な道具とかを知ることができます。
また、思ったより難しいことがわかって、この段階でやる気がなくなることも。
↓
第3段階 第1、第2段階をクリアして、「やってみよう」という気持ちになったら、いよいよ道具を購入します。
ただ、以前のように、いきなりフルセットでそろえたりはしません。
ダイソーに制作キットが売っていた
今回やってみたくなった「羊毛フェルト」は、ダイソーで買いました。
「スターターキット(針と作業用のマットが入ってる)」「羊毛フェルト3色セット」の216円で始められます
。
これなら、1個作って嫌になっても、惜しくないですね。
テキストは図書館から借りて作ってみました。
福田りおさんの「羊毛フェルトのスイーツ」は、かんたんなのに、かわいらしいスイーツが作れておすすめです。
お財布に負担をかけずに始める
こんなふうに、何か新しく趣味をもちたいという気持ちを無理に抑えることなく、お財布に負担をかけずに始めることができるようになりました。
「やりたいことがあるけど、お金がなあ・・・」という場合でも、きっと何か方法があるますよ。
工夫して、ぜひ、挑戦してみてくださいね。
【追記 2018.10.20】
結局この羊毛フェルト、ひと冬しか続きませんでした。
楽しかったんだけど、作っても飾るくらいしか使い道がないこと、飼っている猫が羊毛フェルトに興味津々でしょっちゅうちょっかいを出すから制作そのものができず・・・。
やってみないとわからないもんですねえ。