数年単位でみて、お金を含めた「幸せの総量」が増えていない場合は、お金の使い方が間違っているのかもしれません。
「幸せ」=貯金額としようかと思いましたが、どこにも行かず、おいしいものも食べず、ひたすら貯金に励む人が幸せかというと、ほとんどの人はそうじゃないですよね。
お金は使うためにあるのだし。
でも、お金があるのも「幸せ」の一部であるのは確かなので、ここでは、幸せとは、「貯金を含む、あなたが幸せを感じるもの全部」というあやふやな定義でまとめさせてください。
記憶に残るもの、じんわり心が温かくなることにお金を使う
「幸せを感じるもの」は人それぞれでしょう。
友人と食べ歩く楽しみ、マイホームで家族と過ごす一日、恋人とゆっくり映画観賞、一人で読書、子どもの成長ぶりを見ること・・・。
そういった、その時楽しいのはもちろん、後から思い出しても心に残るものにお金を使っていけばいいんじゃないでしょうか。
そして、そういう「時間」であったり、「体験」であったりには案外、お金がかかりません。
わたしは、モノを買うために働くことに追われていた頃は、家族とゆっくり過ごす時間が持てなくて、残念なことをしました。
貯金はそれなりに増えていましたが、数年単位であの頃を見ると、幸せの総量は増えていなかった。
モノを買うことに偏り過ぎていて、お金の使い方を間違えていたのです。
お金が一時的に減っても、幸せの総量が増えればOK
新築のマイホームは大変だよ、みたいな記事をたびたび書いてますが、否定派ではありません。(むしろ、建てられないひがみがあるのかも)
家族が本当に満足できるお金の使い先がマイホームだったなら、それはすてきな選択だなあと思います。
お金は減りますが、他の「幸せ」がそれを上回れば、幸せの総量は増えます。
そして、それはあなたにとって「正しい」お金の使い方なんです。