わたしは人とは違った生き方をしている、と最近思います。
それは、専業主婦の座を自力でつかんだということ。
専業主婦でいる理由は主に2種類
「専業主婦(をしていられる人)=ゆとりのある家庭」といった感覚が一般的にはありますよね。
わたしが「今働いてないんだー」というと、「悠々自適だね」と言われます。
「専業主婦をしている人」は主に2種類ありまして、「夫が高収入で、自分が働かなくとも生活に余裕がある」場合と、「経済的余裕はないけれど、育児介護などで働きたくても働けない」場合です。
条件的にはどちらでもないけれど、専業主婦してます
わたしの場合は両者ともに当てはまりません。
だんなさんは一生懸命働いてくれていますが、手取り280万ですので、普通に暮らしていたら経済的余裕があるとはいえません。
後者の、育児に関しては子どもはもう小6で手がかからないですし、親の介護は幸い今のところ必要ないです。
なので、「働きたくても働けない状況」ではありません。
働かなければならない経済状態でもないです。
普通に暮らしていたら、とても専業主婦をしていられない低めの世帯収入だけど、質素に暮らせば専業主婦をしていられる経済状態といったところでしょうか。
本当は優雅な専業主婦生活(ママ友とランチ、趣味や旅行に忙しい)が理想ではありますが、ストレスもなく、のんびり暮らせているので不満はありません。
仕事や家事に追われない生活を目指して
共働き時代、働きながら家事育児をこなす生活に疲れたわたしは、のんびり過ごす時間を手に入れるために、いろいろ努力してきました。
節約(というか、低コストな生活ですね)はもちろん、大きかったのは「負債を買わず、投資的に使う」生活を心がけてきたことでしょう。
具体的にいうと、住宅コストは最低限に(マイホームはほとんどの場合が資産になりませんので)、先取り貯金を含め、低コスト生活で浮いた余剰金は投資に回す―などです。
やたらとモノを買わなくなったのも、大きかったですね。
買ったモノが利益を生み出すことは少なく、ほぼ「消費」で終わりますから。
負債や浪費、消費にお金をかけず、投資に回す。
こうした生活を積み重ね、とりあえず不安のない貯蓄額を貯めることができました。
働くことはすばらしい
もちろん、「働かなくて済むのが勝ち組」だなんて思っていません。
働くことが好き、お給料で子どもたちにいい教育を受けさせたいなど、働くことが合っている人、働く目的がある人はすばらしいです。
ただ、「もう本当に働くのが嫌」と疲れ切っている人には、わたしの選んだ道はお勧めできるかなと思っています。
40半ばになると、本当に時間が何より貴重になってきます。