わたしたちは何となく、「モノより思い出」の方が価値があるということを感じています。
これは、科学的知見からもそう言えるようですね。
「お金を出すならモノより思い出」の科学的根拠 | ライフハッカー[日本版]
「所有のパラドックス」にはまるな
モノを買っても、幸せになれません。
わたしも経験からそう思います。
あなたという人は、思い出や体験から作られている
わたし自身を振り返ってみても、20代のころに何を買ったか、今となってはほとんど思い出せません。
代わりに思い出すのは、旅をしたことや登山、スキー、1人暮らしに挑戦したことなど、「体験」したことばかりなのですよ。
開発の熱気にあふれていた上海、サイパンの真っ青な海、マニラの強烈な湿度と町のざわめき、汗だくになりながら険しい道を登ってたどり着いた山頂の景色・・・。
全身で体験した「記憶」は、映像とともににおいまで思い出したりして、今も色あせることがありません。
特に、感性が柔らかい若い時の、海外1人旅はいい経験になりました。
モノより思い出を積み重ねて
このブログは「いかにお金を使わないか」のすすめみたいに思われているかもしれませんが、そうではありません。
どうでもいいことやモノにお金を使わないようにして、自分がより満足できることに使おう―ということを伝えたいと思っているのです。
20代、30代の若い人が多く読んでくださっているようなので、なおさら声を大にして勧めたいのです。
「モノより思い出(経験)だよ」と。
「思い出」をたくさん貯めよう
満足できること、やりたいことに、より多くのお金を使ってみる(予算内で)。
そうすると、40代になったころ、あなたには何にも代えがたい「思い出」がたくさん貯まっていると思います。