昨年はやたらと高齢者の事故がクローズアップされました。
この統計を見ると
http://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/h26kou_haku/gaiyo/genkyo/h1b1s1.html
平成21年を境に、高齢者とそれ以外の死者数が逆転し、高齢者の死者が上回るようになっています。
でも、高齢者数自体が増えているので、補正しないと「高齢者の事故割合が増えている」とはいえません。
なぜ、ニュースによく取り上げられるようになったのか、理由がわかりません。
免許を返納しなければいけないというプレッシャー
それにしても、「また、高齢者による交通事故が・・・」とニュースになるたび、高齢ドライバーは肩身が狭いでしょうね。
田舎では高齢な人も運転しています。
子どもと同居していなければ、買い物などすべて自分たちでこなさないといけません。
みんながみんな、そうではありませんが、危ない運転をする人(左右をよく確認せず出てくる、方向指示器を直前になって出すなど)も見かけます。
自覚のない人もいるとは思いますが、車を使わないと田舎ではものすごく不便、いや、生きていけません。
まだ40代なのに、漫然運転が増えてきた・・・
わたしも少しずつ、自分の運転に自信が持てなくなってきています。
40代半ばで、それは早いでしょ、と思われるかもしれませんが、元々が運転下手なのです。
運転が下手という自覚があるうえ、気を付けていても、このごろは運転中にボーっとすることも以前に比べ、増えました(「漫然運転」というそうです)。
反応も遅くなっていますし、万が一、人をひいたりしたら大変です。
そんなこんなで、たとえ近所であったとしても運転を控えるようになるのが人に比べて早いのでは―と推測しています。
田舎では移動はほぼ車
そうなった時、車なしで生きていけるのだろうか。
田舎では、これは本当に大きな問題です。
・買い物(食料品、衣料品、雑貨)
・病院通い
・通勤
・その他銀行など用事
などなど、すべてに「移動」の問題が絡んできます。
子育て世帯なら特に、車なしは考えられません。
高齢で車を持っていない方たちは、買い物にも苦労されています。
家から病院まで遠いので、タクシー代が1回何千円とかかる場合も。
バスも少ない!
わたしの住んでいる地域のバスは、昼間使えそうな時間帯は、1日2~3本しかないので、時間のロスが大きいです(「ちょっと」の用事が半日がかりになってしまう)。
うかつに買い物にも出られませんね。
原付バイクや自転車は、天候(雪が降る地域です)、体力に左右される(わりと坂道があります)デメリットがあります。
引っ越すのがベストかも
こうなると、解は「徒歩または自転車で移動できる(平坦な)街なかに引っ越す」しかないように思います。
実際、年金生活になったら、自動車の保有は重荷でしょうしね。
低コストな生活を送るには、住む場所は大事なポイントです。
条件を満たす家に引っ越すために
徒歩圏内で日常生活が送れ、寒さにおびえないで暮らせる家(今の家は冬場、氷点下になります)。
今できることは、そんな条件を満たす売り家が出た時、すぐに買えるよう貯金をがんばることでしょうか。
できれば、しばらく賃貸に出して、資金を回収したい。
50代になれば、ヒートショックもこわいし、60歳までには引っ越していたいなあ・・・。