立春も過ぎたので、お雛様を飾りました。
わが家のお雛様はこれ。ウサギのお雛様です。コンパクトでしょう。
旅先の飛騨高山で買い求めました。
ひな壇の雛飾りもあったのですが、数年前に断捨離しました。
5段飾りは断捨離しました
子どもが生まれ、初節句のお祝いに、わたしの実家から5段飾りをもらったのですが、今はありません。
もともと、「うちは猫がいるから、ひな壇は猫が登ってしまって飾れないよ。ガラスケース入りのにしてね」とリクエストしていたのですが・・・。
見栄っ張りな父は、「そんなみっともないのはだめだ」と。
ガラスケース入りの小さなものは、初節句のお祝いで仲人さんも呼ぶのに、こじんまりしていて見せられない―ということだったのでしょう。
そして、雛飾りはその後飾られることもなく・・・
結局、初節句の年に1度飾ったきり。
「飾らなきゃ」の憂鬱
雛飾りをもらってからは、毎年春になると、飾らなきゃ~と思うと憂鬱で(飾らないんですが、一応飾らなきゃと思っている)。
贈ってくれた両親には悪いなと思いつつ、やっぱり飾る元気が出ず、時期が終わってしまう。
ひな人形をしまってある箱もかさばって、邪魔だし。
箱を見るたびに、「飾って~」「この箱から出して~」という怨念が聞こえそうで、本当に憂鬱でした。
こんなことにならないよう、子どもが結婚して孫が生まれたら、わたしは子どもの希望をよく聞いてあげたいと思います。
思い切って手放すことに
一度、お雛様とお内裏様だけ出して飾りましたが、子どもも喜ばない(日本人形が苦手なのです)。
子どもが小1になった7年後、このままではお雛様もかわいそうだし、わたしの精神衛生上もよくない!と断捨離を決意しました。
ほぼ新品なので、誰か欲しい人がいるかも―とヤフオクに出品し、無事、送料込み2万でお雛様たちは新しいおうちにもらわれていきました。
新しいもらい手の家で飾られているかなあ
宅配便の方に荷物を取りに来ていただき、運ばれていくのを見た時、「お父さん、お母さん、ごめんね」と思いつつ、喜んで飾ってくれる人の所へやっと送り出せて、ほっとしました。
今月、偶然なことに、そのもらい手の方が住んでいるはずの川越方面へ旅行予定なのです。
お雛様の時期にちょうど訪ねることになるなんて、不思議なものですね。
新しいおうちで、娘さんの笑顔とともにいるといいなあ、なんて思っています。