昨日、「庶民は働いた金を投資しろ」なんて書いておきながら、今日は正反対のことを書きます。
危険を感じたら、市場(マーケット)から逃げましょう。
矛盾しているかもしれませんが、投資においてはこれもありかな、と思うのです。
マーケットから撤退する勇気
今日書こうと思うことは、昨日初心者向けにおすすめした「ノーロードのインデックファンド(分散型)を毎月定額で買う」方法には当てはまらないと思うので、興味のない方はスルーしてくださいね。
わが家も、こちらは淡々と続けていくつもりです。
毎月の買付額自体が少額ですし、不況時や暴落時の方がたくさん買えるし、よく分散された投信は、その後景気が盛り返した時に大きな利益を生んでくれるので。
そうではなくて、今日書くのは個別株の場合です。
そして、たぶん不動産投資にも当てはまります(やったことないから、違うかもしれませんが)。
景気が上向いて株価が上がってくると、投資(積立投資以外です)を始める人が増えてきた時が、株の売り時ではないでしょうか。
反対に、みんなが悲観的になっている時がたいてい、買い時なんですよね。
大事なのは買い時と売り時を間違わないということなのです。
今は売るタイミングかもしれない
わたしは個別株を少し持っていて(全部合わせて50万くらい)、今は多少の含み益があります。
あと、日経225に連動するETFとかも持っています。
これらを今年は手放そうかなと思っているのです。
今後の景気については、トランプリスクだ、欧州が不安定になりそうだ、いや、景気はもっとよくなり、日経平均も2万を超えてくる、とか様々な意見がありますよね。
しろうとのわたしにはわかりませんが・・・。
しかし、景気の循環を考えると、そろそろ暴落がきそうな気がするんですよね。
(いつ暴落してもおかしくないという専門家もいます)
投資されている人の中には、含み損を抱えていても平常心でいられる人もいるのですが、わたしはへこんでしまうタイプ。
サブプライムショックからの数年間は、評価額を見るたびに暗い気持ちになりました。
リスク許容度が低いのです。
なので、これからさらに株価が上がって含み益が増えるチャンスを逃したとしても、含み損を抱えるリスクを減らしていこうかと考えています。
資金を減らさないために
ウォーレン・バフェットのように、良株を安く買い、長期で持ち続けるのが投資家として理想だなと思いますが、資金の少ない庶民には難しい。
資金を減らさないことが一番大事かなと思うので、弱気すぎるスタンスで今後も臨みたいと思います。