春ですね。
周りの専業主婦友だちが次々とパートを始めることになりました。
子育てにお金がかかる
彼女たちが働くのは、子育てにお金がかかるようになってきたため。
これまでも働きたかったけれど、事情が許さず(下の子どもが小さいなど)働けなかったのです。
そして、共通するのは
・新築の戸建て住宅住まい
・子どもが2人以上いる
・特に倹約家ではない
こと。
住宅ローンを返し、子どもを複数育てるのは並大抵ではありません。
特に大学資金を貯めるのは・・・。
わが家は格安の中古住宅に住み、子どもは1人なので、この2点がまず違うところ。
住宅ローンという大きな固定費
新築で住宅ローンを組むと、たいていの人は返済額(と、それに付随する支出)を少なく見積もるので、あとで生活が苦しくなるパターンが多いです。
関連記事:「新築して5年すると、奥さんが働きに出る家が多い」という重いひとこと
住宅ローンは重い・・・。
子ども関連の支出コントロールは難しい
子ども関連の支出はなかなかコントロールが難しいですね。
医療費は小学校くらいまで無料だけれど、歯の矯正とか無料の対象にならない治療もある(高額ですよね・・・)。
何か習い事をしたいとか、中学受験をしたいと言い出せば、親としては願いをかなえてあげたいし。
これが子ども1人なら何とかなっても、2人、ましてや3人ともなると、もはや制御不能。
だんなさんがかなり高収入でなければ、共働き必須です。
やはり、一般的に「子育てはお金がかかる」といえますね。
中古主義で生活コストを下げる
そして、案外重要だと思っているのは3点目の、「倹約家であるか、どうか」ということ。
これで、生活費、特別支出共にかなり変わってくるという実感があります。
わたしもそうだったけど、何か物を買うとき、以前は「ふつうのお店」で「新品」のものを買うがデフォルトでした。
それ以外、何があるの? と思ったあなた、あるんです、中古という選択が。
中古で圧倒的に安く手に入れる
わが家は今では、こだわりがないものは基本的に、中古で手に入れるようにしています。
リサイクルショップだっていいし、知り合いがいれば、おさがりだっていい。
(ない場合は「ふつうに」買います)
これで劇的に支出が減るはず。
もっとも、たとえ中古でも、何でもかんでも手に入れたがっていたらきりがないので、その点はある程度ミニマリストになるべしーですが。
やっぱり、新品がいいのね
住宅と子どもの支出は今さらどうしようもないけれど、ふだんの買い物で「中古主義」はいいよ、と友だちにおすすめしているわたし。
問題なのは、「なるほどね~」という反応はあるけれど、実際真似してくれている様子がないこと・・・。
やっぱり、みんな新品がいいよね。
わたしだって、そうです!
でもね、新品を買っていると、わが家の世帯年収ではお金が足りなくなるのです。
この辺は価値観によって意見が分かれるところですね。
「新品がいいから、自分も多少は働いてもいい」というひとが大多数な気がします。
ただ言えるのは、「お金をかけたくないけど、中古は嫌」という虫のいい考えはないっていうこと。
わたしは、たかがモノのために、自分の時間を売るのはもういいや、と思っているので、新品かどうかにこだわりません。
実質主義でいきます。
中古だって、働きはそんなに変わりないよ・・・。
できるところまで、セミリタイア的専業主婦で行きます
以上のことを考えると、わたしが「セミリタイア的専業主婦」に踏みとどまれているのは、この3点によるところが大きいです。
これからも細々とこの生活を続けるつもりですが、子どもが私立高校や大学へ進学することになったら、働かないわけにはいかなさそう。
それまではのんびり過ごそうと思います。
それにしても、専業主婦仲間がいなくなってきたのはさみしい・・・。
お茶飲み相手をどうやって探そうかな。