お金の心配から解放されるために、わたしが目を付けたのは3つのキーワード「節税・貯蓄・投資」でした。
今回は「節税」について。
サラリーマンも「節税」できる
自営業の方なら当然意識する「節税」。
うちはサラリーマンだから関係ないわ・・・。
いいえ、サラリーマン(給与所得者)もできるんです。
それが「確定拠出型年金」でして、この制度のことを知った時(5年ほど前)、あまりのお得さにすぐに加入を決めました。
「個人型」はまだまだ利用が少ない
この確定拠出型年金、お勤めの会社に導入されていない場合は「個人型」に加入できます。
最近は「iDeCo(イデコ)」の名前で認知度が広がっていますね。
わが家は、今はだんなさんのみ入ってます。
これのお得さと注意点は・・・詳しいサイトまたは書籍で確認してください(すみません、調べればいいのですが)。
個人型確定拠出年金ナビ(iDeCoナビ)~イデコ加入ガイド~
収入のない主婦の場合、加入は微妙?な気がしますが、だんなさんが未加入の方はぜひ。
個人型の加入者はことし1月現在、全国で33万人しかいないんですね。
もったいない・・・。
高利回りすぎる
満額かけると年27万6千円が控除されるので、わが家の住民税率・所得税率ですと、約4万円減税になります。
利回りにして年率15%くらいになるのかな?
こんな高利回りの預け先、どこを探したってありません。
計算したところ、あと20年(60歳まで)で110万4000円節税できるそうです。すごい・・・。
税控除を確認する|個人型確定拠出年金ナビ「iDeCoナビ(イデコナビ)」
年末調整時や確定申告時に所得税分は還付されるのがうれしい。
住民税分は減税なので、目に見えて「儲かっちゃった~」とならないですが、長い目で見ると、着実に資産が増える。
資産管理コラム 確定拠出年金で節税?のウソホント | モーニングスター
お得なのはわかったけど、投資は怖いというひとは
「投資」は減ることもありますからねえ。
減るのが心配な人は、投資信託ではなく、元本確保型(貯金や保険タイプのもの)を選べばいいですよ。
最近の金利だと増えもしませんが、あまり減らない(金融機関の手数料が引かれるので、その分減ります)ので、節税分-手数料分の利回りを確実に得ることができます(掛け金の額にもよる。あまり掛け金が少ないと、手数料が高い金融機関もあるので注意が必要です)。
わが家は確定拠出年金のメリット(運用益は非課税)を生かすため、リスクを最大限に取っています 。
20年後が楽しみなような、怖いような(笑)
お金の流れの「上流」から気に留めてみる
サラリーマン家庭はともすると、手取り額のみ意識がいき、そこから節約をがんばってしまいがち。
ですが、給与明細をよーく見てみると、なんと多額の社会保険料が引かれていることか。
わたしはこの引かれる金額が多いのが悔しかったので、「少しでも取り戻したい・・・」と思い、いろいろ調べたら利用できる制度があることがわかりました。
手元に残るお金は、いわばお金の流れの「下流」部分です。
そういった下流のやりくり部分のみで節約を頑張るのではなく、お金の流れの「上流」(まず引かれてしまう部分)にも注目していくと、節約に弾みがつくなあと思います。
国にお金を収めるばかりでなく、取り戻せるところは取り戻して「じぶん年金」を作っていきましょう。