最近「お金」を使わなくなりました。
「お金」自体を使わないのではなく、「現金」を使わないという意味においてです。
個人商店や100均など一部の業態を除けば、ほぼクレジットカード決済が可能になっています。
なので、ふだんお財布ポシェットにはクレジットカードと、お守り的な意味合いで1,000円札1枚を入れて出かけてしまいます。
日々立ち寄るところと言ったら、田舎なのもあってスーパーかホームセンターくらい。
現金は必要ありません。
そんなわけでこの日もクレカと1000円札1枚でお出かけ。
ママ友とお茶をするために、久々にカフェ(個人経営)に入りました。
これも・・・
これも・・・
むふー、おいしい。
話も弾むなあ。よーし、お茶をもう1杯!
あー、楽しかった♪
・・・お気づきの方もいると思うけれど、写真2枚目の時点でとうに1000円超えてます。
このお店は「現金払いのみ」ということを精算時まで考えもしませんでした。
支払い済みの友人の金額は2130円。
わたしも同じものを注文したから、その金額です。
「あれ? お金あったっけ??」と青くなったのは言うまでもありません。
で、ポシェットには1300円(小銭も若干あったので)。
全然足りないじゃーん!
すごーく焦りました。
スーパーなら返品できるけど、もう食べちゃったし、飲んじゃったし!
・・・結局、友人に借りる羽目になりました。
友人が余分なお金を持っててよかった(1000円くらい持ってるか)。
今現在、個人経営のお店ではまだまだ現金決済が主流なのでありました(というか、現金払いのみのところがほとんどですかね)。
とまあ、現金の持ち合わせがなくてびびったという、何とも間抜けな話でした。
そんな失敗をしたからというわけではありませんが、これからクレジットカードはもちろんビットコイン、電子マネーなどの電子決済はますます広がり、キャッシュレス化はさらに進むでしょう。
現金という非効率的なものがデジタル化していき、「お金」はもはや数字上のデータに過ぎなくなる。
そんな時代がすぐそこまできているように感じます。
そんな中、60代、70代ならわかるけれど、いまだに「クレジットカードは怖いから使わない」っていう人は大丈夫なんだろうか・・・などと余計な心配をしてしまいます。
関連記事:「クレジットカード払いにすると、お金を使い過ぎちゃうから使わない」が意味わからない。
今後も現金がなくなることは考えられませんが、使う場面はかなり限定的になってくるはずですし、現金という非効率的なものを使う人は「見えない手数料」(現金客は実質的に高い価格のものを買う羽目になる)が上乗せされてくるのではと思うからです。
今もすでにクレジットカード使用者と現金払い者の間にはそういった状況があります。
「現金、久しぶりに見た~」。
10年先かと思っていましたが、もしかしたらあと4~5年でそんな世界になるかもしれません。
その時に備えて、少しずつ対応を考えていきたいと思います。