もうじき45歳になりますが、つくづく思うのは「他人の期待にはきりがない」ということ。
子どものうちは、いい学校に入って、名の知れたいい会社に入ってと期待され、卒業後は・・・
仕事ばかりじゃなくて結婚もしなきゃ。
結婚したら、子どもも作らなきゃ。
子どもが生まれたら立派に育てなきゃ。
子どもが巣立ったら、親の面倒を見て・・・
親の介護が終わったら、だんなさんの面倒を見て・・・
そういう「圧力」を感じませんか?
はあー、きりがないです。
「~しなきゃ」で人生終わりそうです。
わたし自身は親からは何も期待されず(それはそれで寂しい面もありましたが)、好きな会社に入り、好きなように生活してました。
周囲に比べて早めだった結婚あたりまでは、自由に過ごせていました。
結婚相手の選択はちょっと(だいぶ?)間違えましたが、まあまあ平穏に暮らしていました。
ところが、仕事が忙しかったこともあり、しばらく子どもを作らないでいたら、周りからの「子どもは?」攻撃のうるさいこと。
いやね、何気なく聞いてくるんです。悪気はない。
わたしだって世間話のついでに聞くことあります(汗)
でも、本人にすれば何度も何度もそう聞かれるとすごいプレッシャー。
ようやく子どもを作ることにして生まれたら、育休中にリストラに遭いました。
子どもを作ったらリストラされて、でも「子どもは?」と聞いてくる人は何の痛みも感じないわけで(当たり前か)。
いや、他人にせかされたから子どもを作ったわけではありませんから、いいんですけどね。
何か割り切れない世の中です。
そして、子どもが生まれてから数年後。
また新たな「攻撃」が始まりました。
「2番目は?」
「一人っ子はかわいそうだよ」
・・・疲れました。
1人産んだじゃーん!!
これらのことから学んだことは、「他人の期待はどこまでも続くし、期待に応えても見返りはない」ということでした。
これから、子どもの進学や義両親の介護(今は元気ですが)など、「期待」が続くんだろうなあ・・・。
もうそういう期待に応えるのはやめたいと思っています。
できる範囲で、できるだけ。
それくらい力を抜いていこうと思います。