貯金は天引きで。そして、貯金したことは忘れる。
これは、だいぶ前の小飼弾さんのブログにあった「貯金のコツ」です。
そこに書かれていたのは、
1、まず収入の25%を分けておく。
1、住宅ローン以外の借金があったら、その25%を全て返済にまわす
2、なければそれを全て貯金し、貯金したことを忘れる。
というものでした。
これが貯金の王道であり、たいていの貯蓄術はこれの亜種に過ぎない、とあります(小飼さんの独創ではない)。
小飼弾さんのブログはこちら→
404 Blog Not Found:軛をChokin! - 書評 - 年収200万円からの貯金生活宣言
「貯金力チェックリスト」が実装されていておもしろいですよ。
(試しにやってみたら90点!「貯める素質十分にあり」。うれしい)
「天引き貯金25%」は、「日本の公園の父」であり、巨額の資産を築き上げた本多静六さんの貯金方法です。
「収入から25%」を4年続ければ、1年分の生活費になる。
『 私の財産告白』本多静六
えー、25%も無理!という声が聞こえてきそうですが、
まあ、%はさておき、「天引き貯金をする」ということが大事なんです。
たとえ1%であったとしても、始めさえすれば
その比率をどんどん増やしたくなるはず。
そして、「貯金していることを忘れる」というのが、
小飼さんの主張のおもしろいところ。
他の貯金本ではその主張は見たことがないし、
本多さんの著作にあったかな・・・??
人間、目に見えるお金は使いがちですからね。
貯金の存在そのものを忘れるには
自制心の低い人ほど、または、
貯金があるとつい支出がゆるんでしまう人ほど、
「目に見えなくする」工夫が必要でしょう。
今は「マネーフォワード」など、便利なwebサービスがあります。
複数の銀行口座やら証券口座、各種ポイント類まで、時価で一覧できてしまう。
これは「貯金が貯まると使いたくなってしまう人」には善しあしで、
そういう人はしょっちゅう閲覧しない方がいいですね。
余計な誘惑は排除すべし。
お金が必要になった時に口座をのぞいたら、
こんなに貯まっていた!
くらいがちょうどいいでしょう。