お金を貯めようと思って、あれこれ節約技に取り組んでいると、
そのうちそれが当たり前になってきます。
自分の場合ではたとえば、水道の水量でいうと、
それまではジャージャー流していたのが、
節約を意識してからは「鉛筆出し」(鉛筆の太さの水量)になり、
今ではそれが当たり前に。
最初はすごーくストレスが溜まったけれど、
洗い方を工夫したら、「あれ? これで十分すすげるじゃない!」となり、
そうこうするうちにそれで十分だと思えるようになったのでした。
今では、「水をジャージャー流しながら洗い物をすること」が
ストレス解消の1つになるくらい(たまにやると、とっても気持ちいい!)、
「鉛筆出し」が身に着きましたよ。
安いストレス発散法ですw
まあ、そういう節約生活をしていると、
食生活もだんだん質素になってくるわけです。
加工食品や総菜をばんばん買っていたのが、
今ではほぼ「素材買い」(肉や魚、牛乳など)。
その素材買いも、「肉だったら、当然鶏肉でしょ!」と、鶏肉一択になってしまって、
牛肉なんて、わが家には恐れ多い状態にまでなってました。
・・・でも、
久々に食べた牛肉が、しみじみおいしかったんです。
そこで、「節約生活=鶏肉を食すべし」に凝り固まっていた自分に気づきました。
お金を必死に貯めなきゃいけない段階では、鶏肉ひとすじでよかったかもしれないですが、
しかし、貯まったら、たまには好きな肉を買うようにすればよかったんです。
それなのに、ずーっと「節約、節約、節約・・・」と唱えていたから、
「食べたいもの」を忘れてしまったのです。
悲しいですね!
というわけで、昨日は牛肉を買っちゃいましたー
大好きなローストビーフを作ります。
使う時は使う、貯める時は貯める。
このバランスが本当に難しいんですよね。
どちらかに偏っても、いいお金遣いとはいえないでしょう。
おいしいローストビーフを食べながら思ったことは、
「ああ、あれ食べとけばよかった・・・」という後悔が1つ減っただろうこと。
いつまで生きられるかなんて誰にも分らないのだから、
「ベビーチーズばかりだけでなくて、カマンベール食べたかったなあ・・・」なんていう
(小さい)後悔は少しずつ減らしていきたいものです。