サマージャンボ宝くじの販売は終わりましたが、
ジャンボ宝くじの発売時期になるたびに
買い求める人の列を見かけることがあります。
それを見て思うことは、「皆さん寄付をありがとう!」という感謝の気持ち。
なぜなら・・・
公式サイトによると、収益金の約40%が発売元の都道府県などへ納められ、公共事業などに使われているとのこと。
10枚1組3000円分を購入すると、1200円が都道府県に行くわけです。
宝くじを買い求める人たちは失礼ながら
生活に余裕があるようには見えません。
わたしの友だちも、「どうせ当たらないけどね。
いいんだ、夢を買うんだから!」と言って買っています。
どちらかというと貧しい層がせっせと宝くじを買い、
都道府県に寄付をしているようなものです。
そして、その収益金の使い道はというと・・・
●子ども、妊産婦医療助成事業
●橋りょう補修事業
●芸術文化振興事業
●子どもの居場所づくり促進事業
など。
インフラの保全や子どもたちのために使われているみたいですね。
すごく社会の役に立っている!
宝くじについて 収益金の使い道と社会貢献広報 平成27年度 収益金充当事業一覧 | 宝くじ公式サイト
もっとも、買っている本人たちは寄付している意識は
これっぽっちもないようですが・・・(汗)
年間で見ればけっこうな金額を寄付していますよー。
皆さんありがとうございます。
と感謝しつつも、やっぱり「宝くじ」って割り切れません。
だいたい控除率53%って、ギャンブルとしても最悪です。
これならパチンコやった方がいいなあ(やらないけど)。
株を買うより、よほど「怖い」です。
(宝くじは買うのに、「投資は怖い」というのはなぜなんだろう?)
わたしも以前は知らなかったけど、こういったからくりを知り、
宝くじは買わなくなりました。
やはり、お金はリテラシーの高い方へ流れ、低い人はむしり取られる。
世知辛いですが、それが事実かな、と。
とはいえ、この前引き出し掃除をしていたら、
ずいぶん前に買った「サマージャンボ宝くじ」が出てきました!
わたしもその時は「夢を買」ってみたかったのかもしれません・・・。