30代の頃はせっせと節約と資産形成に励んできたのですが、
40代半ばとなった今、
あの頃はなぜあんなにお金が欲しかったんだろうと思います。
節約を始めた当時は、セミリタイアとか考えていたわけではなかったんですよね。
貯金が少なかったのもあり、とにかくお金を貯めたかった。
ひたすら、お金、お金、お金。
どうすればもっと節約できる?
どうすればもっと増やせる?
頭の中はそればっかりでした。
それが楽しくもあり、夢中でした。
そうして、ある程度ですが成果(貯金)ができたところで
燃え尽き・・・
仕事を辞めたわけです。
今も変わらず資産形成に関心があり、継続中ですが、
ひところの情熱はもはやありません。
あんなにお金、お金って言ってたのに。
不思議なものです。
結局のところ、自分にとって
お金は自由を得るための手段に過ぎなかった、ということ。
なので、ある程度の自由が手に入った今、
お金に対する執着が薄れたんでしょう。
お金なんてある程度あればいい。
それはお金の(すごく)ある人のセリフであって、
庶民の自分には関係ないと思っていました。
お金はあればあるほどいいに決まってる。
それが今は、「・・・まあ、いいや」的な落ち着きが
出てきていて、自分でもびっくりです。
いや、欲しいですけどね、お金。
降ってくるならダッシュで拾いに行きますw
ただ、貴重な時間と交換してまで欲しいかと聞かれたら、
いらないかな、と。
そんなふうに思うようになりました。
結局のところ、欲しかったのは「自由(時間)」であり、
お金はそのための手段だったんだなと
改めてわかったというわけです。
・・・こんな風に思うようになったのは
年取ったせいかもしれませんねえ。
ま、来年あたり、
やっぱ、世の中金だね!なんて言ってるかもしれないし、
それはわかりませんが。