年齢を重ねたせいか、友だちと「バカ話」ができるようになりました。
子ども時代は感受性豊かというか、繊細なために、
社会人になってからは妙なプライドがあって、
友人ともバカ話はできなかったのです。
笑えるようなおバカな失敗の経験が少なかったのと(実際にはいろいろやらかしているはずですが)
実にまじめに生きてきたので、今思えば笑いの少ない人生でした。
それが今や、友人たちと話す内容といえば、バカ話中心w
40代になってくると子育て話以外では
・健康話(どこそこが不調だ、どこどこの病院が評判がいいとか)
・老化話
この2つが話題のツートップになってくるかと思います。
特に盛り上がるのが「老化話」でして、
・会話に「アレ」「ソレ」がやたらと増えてきた
・固有名詞が出てこない
・小さい字が見えなくなってきた(老眼)
とかです。
最近だと「物忘れネタ」が最高に盛り上がりました。
わたし「この前さあ、左手にはさみ持ちながら、はさみ探しちゃったよ!」
友人たち「えーっ!?」「あはは、それやばいねえ!」
友人A「わたしも物忘れするようになってきたから、忘れちゃいけないことは
スマホのアラームかけるようにしてるんだよ。
だけど、最近はアラームが鳴っても『はて、何のアラームだったっけ?』って
それさえ思い出せなくなっちゃったー!」
わたしたち 「ぎゃはははっ、それじゃあ、どうすんのー」
「だははは、アラームの意味ないー!」
・・・もはや品も何もあったもんじゃありません。
でも、楽しい。
こんな風に、気の置けない友人とバカ話をしていると、
本当に楽しいです。
1品持ち寄りの自宅お茶会なので、お金もかからない。
加齢とそれに伴う変化は誰にでも訪れるものなので、
気取ったってしょうがないですね。
むしろ、皆と話が合うようになって、年齢を重ねるのも悪くないなあと思います。
暮らしから無駄なものを排除するだけでなく、
心の中からも、余計な自尊心を捨てれば気楽に生きることができますね。