お盆の間は、死とか葬儀とかお墓について考えていました。
30代までは全く考えたこともなかったのに・・・
40代半ばになって老化がはっきりしてきたので、
そういったことをぼんやり考えるようになってきています。
縁起でもないことでしょうが、人生の最後を見据えることで
やりたいことの洗い出しもできるので、そう悪いことではありません。
ところで、「死」に関してのわたしの希望は、超シンプル。
今のところはこんな感じです。
・葬儀
通夜や告別式を行わない直葬(火葬式)でOK。
最近はけっこう増えているようです。
「簡素なお葬式」が遺族の後悔を生むワケ | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online
後日、親しい友人と家族でおいしいものを食べながら、
思い出話でもしてもらえば十分。
・仏壇
先日書いたように、仏壇は手作りのものでいいです。
・遺骨の取り扱い
できるかできないかは置いといて、遺体は灰になるまでよく燃やし、きれいさっぱり処分してもらいたいです。
「不燃物」で処理してもらってもいいくらい(違法かな?)。
手元に残してもらうのも嫌(カビが生えそう・・・)なので、
「手元供養」もしてもらわなくていいかな。
また、今は「宇宙葬」が夢があっていいなあと思ってます。
散骨の一種ですね。
宇宙に打ち上げてもらって、最後は燃え尽きる。
本当に、「お星さま」(流れ星)になれてしまうんです。
値段も手ごろになってきたし、最後は燃え尽きてしまうので
後に残らないし、宇宙でゴミにならないところもいい。
できれば、生まれ育った地区の山中にも少し散骨してもらえるとうれしい。
・お墓
遺骨がなければ、当然お墓は不要。
だんなさんの実家のお墓に入るのも嫌だけど、かといって(入れたとしても)
実家のお墓に入るのも違和感がある。
新たに自分たち家族のお墓を作ったとしても、わが家は子ども1人なので
維持してもらう負担を考えると、それは気が進まないですね・・・。
・法事
不要。特に仏教徒ではないので。
命日などにたまに思い出してもらえれば、それでいいです。
以上思いつくままに書いてみました。
要するに、亡くなった後、何か形に残してもらいたくないし、
形式的な法事なども不要。
でも、たまには家族や友人に思い出してもらいたい。
そんなところですね。
これらをすべて実践できれば、ほぼゼロ円で片付くでしょう(宇宙葬は除く)。
「死ぬ」ということは本来お金のかからないことなのだと改めてわかりました。
そんなに備える必要はないのです。
現在の、葬儀場や寺のための葬儀を基準にするから高額になってしまう。
結婚式も同様ですが、無理して葬祭ビジネスに付き合わなくてもいい。
豪勢にやりたい人はそうすればいいし、ひっそりやりたい人はそのように。
今は選べる時代ですね。