普通の収入なのに、ある程度の資産を持っている人たちはどこかで節約しています。
または、見栄を張りません。
教育費や食費、通信費などすべての費目で「人並み」に使っていたら、
よほど高収入でなければ絶対に貯まりません。
高収入ではないけれど貯金がしっかりある人は、特に切り詰める様子もなく生活しているように見えたとしても、
どこかで努力しているはず(または、していた)。
固定費をばっさり削れば、それほど「節約してます!」みたいな暮らしをしなくてもいいですね。
「何もぜいたくしてないのに、お金が貯まらない」っていう人は、すべての支出が「人並み」で
メリハリのないメタボ家計になっているはず。
(かつての自分がそうでした・・・)
あと、見栄っ張りだとどうしても支出が膨らんでしまいますね。
わたしは友だちと一緒に買い物に行くと見栄を張ってしまう(予算よりちょっと高めのを買ってしまう)ので、
買い物は1人でするようにしてます。
「他人に見劣りする暮らしはしたくない」という思いは、いい方に向かえば収入を増やそうという原動力になりますが、
生活が苦しくても、他人に悟られたくない—という方向に向かうと大変なことになりそう。
収入が減ったのに、生活レベルを落とせない。
そういう思考になってしまったら、生活水準を維持するために無理を重ねてしまいそうですね。
自分は見栄っ張りだという自覚がある人は、気を付けたいところです。
こういうタイプの人は、クレジットカードを持たない方がいいですね。
破滅への道まっしぐらになってしまう。
幸い、そういう事態に陥ったことはありませんが、わたしは友だちに誘われてもお金がなかったら、
「ごめん今、金欠だから行けないわ~」って素直に言うと思います。
全然カッコ悪くない。
カッコ悪いのは、お金もないのに見栄を張って無理して付き合うこと。
ZOZOのツケ払いも利用しないでしょう。
お金がなければ買わない。
それだけです。
極端な話、生活が切羽詰まってたら、友人の結婚式だって正直に理由を話して欠席するかも。
(その代わり、手紙や気持ち程度のお祝いは贈る)
昨今では友人の結婚式でもご祝儀は3万円だそうです・・・。
祝いたい気持ちは当然としても、必ずしも高額なご祝儀を払ってまで参列しなくてもいい。
半分以上は料理と、大して欲しくない引き出物代に充てられるだけだし。
自分たちの結婚式が原因で、友人の生活が苦しくなるなんて招待した人も望んでないでしょうからね。
経済的に余裕ができたら、後日ゆっくりお祝いしてもいいじゃないと思います。
まあ、節約生活しててもご祝儀はケチらないという人も多いでしょうね。
わたしも、よほど困ってなければご祝儀は気持ちよく渡したいなあ。
普段は生活にむだがないか目を凝らしつつも、使う時は気持ちよく使いたいものです。