寒さはいったん緩んだようですが、今年の冬の寒さはどうなんでしょうか。
冬で思い出すのが、「暖房費をケチったために、かえって医療費がかかった」思い出です。
あれは数年前の冬のことでした。
仕事を辞め家にいるようになった初めての冬だったので、暖房費がどれくらい増えるか心配だった
のを覚えています。
なので、「暖房は極力使わない」作戦に出ました。
ここで、わが家の暖房事情を。
居間では石油ファンヒーターで室内を暖めると同時に、コタツも温まるという「省エネダクト」を
使用しています。
省エネダクトとは、こんな感じのです。
このダクトは本当に優れモノで、部屋もコタツも一緒に暖かくなるので、コタツの電気が
不要になります。
寒い地域では使っている人も多いのでは?
肝心かなめのファンヒーターは信頼の「ダイニチ」ブルーヒーターを使用。
これは着火が早いし、省エネモードが優れていて燃費がいいです。
(最近の他メーカーのと比べたことはないので、たぶん、ですが)
消火時の臭いも抑えられているし、とにかく使い勝手がよい。
ホームセンターや家電量販店でも目立つところに置いてあるので、一番の売れ筋メーカーだと思います。
このダイニチのファンヒーターは、常に小火力を保つ「Lo設定」という機能があるんですが、
これだと本当に灯油を消費しません。
通常の設定にしてしまうと、例えば室温が10度で、設定温度が15度だとすると、設定温度まで室温を
上げるのにかなり強い火力(最大火力?)になり、これだと相当灯油を消費してしまいます。
一番効率のよい使い方は、最初から最後まで最小火力で燃焼させること(だと思う)ので、
わが家の場合、真冬は朝起きた時から夜寝るまで「Lo」でつけっぱなし(外出時はもちろん消します)。
この使い方だと、1日10時間近くつけていても5Lタンクで4~5日間くらいもちます。
灯油が1L100円としたら(今はこんなにしませんが)、1日当たり100円~125円なので、1か月では
3000円~4000円といったところでしょうか。
こういったファンヒーターが各部屋に1台ずつ、合計5台(お勝手にはそれにプラスして
石油ストーブもあります)稼働しているので、ひと冬の暖房費は灯油だけで約6万円かかります・・・。
冬はいろいろお金がかかって嫌ですねえ"(-""-)"
さて、そんなふうにして、なるべく灯油を使わないように基本は「Lo」で使っていたのですが、
数年前の寒かった冬も温度を上げずにがんばっていました。
コタツに入りながらネットをしたり、読書をしたり。
そうこうしているうちに、だんだん手が冷たくなってくるんですが、それでも設定温度は
上げずにいたんです。
室温は「8度」とかだったと思います。
そんな日々を過ごすうち、だんだん手が赤くはれて痛くなってきました。
そして、ふと気づくと指の関節にかさぶたのようなものが・・・。
「なんだ、これは!」とびっくりして個人病院に行くも、病名はわからず。
皮膚科のある病院にもかかることになりました。
そして、ある診断が下されたのですが・・・、
ただの「しもやけ」でした( ;∀;)
結局、病院2件にかかったお金は合計4000円。
これだけのお金があれば、ファンヒーターをケチらず温度を上げたって余裕で使えます。
寒さに耐えた1か月はいったい何だったのか。
虚しさでいっぱいになったのは言うまでもありません。
バカな節約はほどほどにしようと固く思いました。
この冬も健康を最優先でいきたいです。
ダイニチのファンヒーターはおすすめです。
今は他にももっとエコな機種が出ているのかな。