今月は、ネットを使って中古車探しをしていました。
そして思ったのは、
・webサイトが優秀な営業マンの代わりになる
・反対に、ぐぐれば出てくる情報しか提供できない営業マンならいらない
ということ。
車に乗り始めてから27年。
今回の中古車は、初めてネットで探すことにしました。
中古車は今回で4台目ですが、これまでは親に選んでもらったり、ディーラーに頼んで探して
もらったりしていたのです。
中古車相場を調べようと、軽い気持ちでネットを見たらたくさんの中古車情報が出てきたので、
今回は思い切ってネットで買ってみることにしました。
当初はヤフオクで入手しようとしていたのですが、良さそうな車はそれなりの価格で落札されてます
し、その割には出品者の信用度がいまいちよくわからない。
そんなわけで定番の「グーネット」「カーセンサー」を中心に調べました。
ほしい車種と色、年式が決まっていたので「条件検索」に入力するのですが、人気車種であり、
かつ人気色なのでなかなかいい出物がありません。
車種と色が決まっているうえに、さらに「4WD」となると、全国ネットの業者さんでもほとんど
載っていない。
そんな中、やっと見つけて問い合わせした車も、1日迷っているうちに別の人に買われてしまいました。
ショック過ぎる・・・。
今思えば、予算を少しオーバーしていたのでこれでよかったですが。
それからも毎日ネットで探すも、どれも予算オーバー。
なので、「この色にこだわるのはやめよう」とあきらめ、
次にいいなと思っていた色で購入を決めました。
これだけの妥協で、10~15万は違いが出ましたよ。
車種もこだわりを捨てれば、さらに10万は安くできたでしょうが、さすがにそれはできなかったな。
「車なんて乗れればいい」と思っていたのに、意外にこだわりがあって自分でもびっくりです。
さて、そんな中古車探しのさなかのことです。
「自分で探すだけじゃなくて大手の営業マンの力を借りよう」と思い、「ガリバー」(だったと思う)に
問い合わせました。
さっそく翌日、こちらの要望を聞き取りに来てくれた営業マン。
大手のネットワークで、いいのが見つかるといいなあ・・・。
期待は膨らみます。
しばらくして、「こういった車がありますよ」と営業マンが見せてくれたのは、「カーセンサー」の
ページでした。
って、この車なら見たことありますって!
わたしがネットで見ていた情報と全く同じものだったのです。
もう呆然としてしまいました。
ぐぐれば出てくる情報を提供するためだけの営業マン・・・。
感じのいい人だったけど、この程度の情報しか提供できない営業マンならいりませんて。
webサイトが発達した今、gooやカーセンサーに登録している中古車屋さんは全国に情報を
提供できるようになりました。
これまでは地元地域や広告でしか集客できなかったのが、広告や雑誌などと比べて安価に、
しかも瞬時に日本全国の「中古車がほしい人」に知らせることができます。
webサイトが優秀な営業マンの代わりなのです。
しかも、人件費もいらない。
その分、商品(中古車)を割安に提供できるはずです。
お店の信用度をちゃんと見極める必要はありますが、インターネットの発達で、商品を提供する側
(営業マンを置けないような小さい中古車屋さん)と購入する側(中古車がほしい人)が直接つながる
ようになり(「カーセンサー」のような中古車検索サイト業者は必要ですが)、お互いに
いい時代になりました。
こうなると、営業マンにはさらなる情報提供能力と買わせるためのスキルが必要になってくるわけで、
営業って大変な仕事だなあと思いました。