年末が近づくにつれ、憂鬱になるイベントの1つが「年賀状」作りです。
以前はこれに「大掃除」が加わっていましたが、「なんで、冬の寒いさなかにわざわざやるの?」と疑問に思い、秋口のうちに済ませるようになってだいぶ楽になりました。
しかし、年賀状は相手のあることなので、こちらの都合でやめるわけにはいきません。
(断りを入れてやめてもいいのですが、なかなかそこまで踏み切れない)
子どもが小さい頃は年賀状作りが楽しみでもあったんです。
その年に一番よく撮れた子どもの写真を選んでレイアウトを考えて作ってました。
子どもの成長ぶりを見てもらうという役割もあったのです。
しかし、子どもが大きくなってしまうと、そういった役割も失せ、すっかりやる気がなくなってしまった・・・。
そうなると、億劫さが増してきて、年末の一大憂鬱事に。
あまりに憂鬱なので、友人分は今年からメールで送ることにしました。
これで半分は片が付きました。
残りは一番めんどうな「親戚分」です。
出すのは9割がた、だんなさんの方の親戚なので、余計やる気が出ません。
プリンターを断捨離してしまったのもそれに拍車をかけています。
そうなると残された手段は、
・印刷済み年賀状を買う
・ネットで印刷注文する
くらいでしょう。
しかし、両者ともけっこういいお値段しますし、その割には手間がかかったりして、決められないでいました。
印刷済み年賀状は1枚100円(はがき代込み)くらいしますし、すてきなのだと1枚120円以上と高い。
おまけに、自分たちの住所、氏名とあて名は手書きをしないといけません。
ネットで印刷注文は、わが家で出す年賀状は印刷注文するほどの枚数でもないし。
結局、重い腰を上げて作りました。
その方法は、
・web年賀状制作ソフトで作成
・PDF化して、コンビニへ
・コンビニで無地の年賀状を買い、プリンターで印刷
・家に持ち帰り、あて名書き
・出来上がった年賀状を投函
というもの。
頭を悩ませる手書きの「一言」も断捨離し、まったく心のこもらない年賀状のまま、投函してしまいました 笑
だいたい、葬式の時しか会わないような親戚に何を「一言」書けばいいんですかね・・・
そんな経緯を経てやっと完成させたわけですが、こうやってみると手間がかかっていますね。
そのわりに、
・はがき代1枚52円
・1枚につき60円のカラー印刷代!
つまり、1枚当たり112円もかかっています。
出来合いの印刷済み年賀状と比べた場合、この方法の優位性は、
・好きな絵柄で
・自分たちの住所と名前は印刷できるので、その分の手間がいらない
という点だけですね。
大して利点のないやり方ですが、年賀状印刷のためだけにプリンターを買うのもあほらしいので、来年以降もたぶんこの方法になると思います。
それにしても、表も裏も印刷のみの年賀状のやり取りにいったい何の意味があるのかまったくわかりません。
内藤忍さんがまさにそのことをブログに書いていました。
「囚人のジレンマ」って 笑
あー、年賀状断捨離したいです・・・。