思春期真っただ中の娘としょっちゅう小競り合いをしてます。
お正月休みで四六時中顔を突き合わせていると余計衝突の回数も増え・・・
気分転換に出かけた図書館で思わず手に取ってしまった本がこれです。
表紙の、「イライラしないママになる! 子育てが今よりもっとラクになる!」という言葉に思いっきりひかれ、そのまま館内の読書スペースで読みふけってしまいました。
アドラー心理学は遅まきながら昨年末に『幸せになる勇気』(第1弾の『嫌われる勇気』はまだ読んでない)を読み、その深さに衝撃を受けました。
そして、アドラーが子育て(子どもの教育)に力を入れていたことも知りました。
この本を読んで肝に銘じておかないとと思ったことは、
・「子どもの課題」と自分(親)との切り分けをすること
・「子どもの課題」に手を出さない。命令しない
・「子どもの課題」を代わりにやってしまうのは「甘やかし」である
・子どもは自分の課題を自分で解決できるということを信頼する
という4点。
どれも親がやりがちな失敗ですね。
今わが家の「子どもの課題」は早起きすること(ていうか、学校に余裕をもって行ける時間に起きてくれればいい)なんですが、これがなかなか・・・
娘の課題だということはわかっているんで、「どうしても起きなかったら遅刻してみればいい」とは思っているものの、ついつい起こしに行ってしまう。
学校へ行く時間が近づくと、「ああ、朝ごはん食べる時間がなくなる・・・」とイライラして、何度も声をかけたり。
そもそも、朝ごはんを食べれなくてお腹が空いて困るのは誰か?
それは、娘です。
そうして困ってみて初めて「自分の課題」に向き合えるわけで、起こしに行くというのは彼女が課題に向き合うこと、乗り越えることを妨げてしまってるわけですよ。
親として「上から目線」で指導(説教)したりするのは改善方法としてはズレているし、子どもにしたら余計なお世話でしょう。
「お母さん、ウザい」で終わりです(よく言われる・・・)。
でも、ずっとこういう生活だと親としてはやっぱりイライラしますよね。
割り切って、まったく放置、も心配だし。
口出しするでもなく、放っておくでもなく―。
本書にはどう子どもに接したらいいかもちゃんと載っているので読むと納得感があります。
図書館で読んだ自分がいうのも何ですが、子育てにイライラしている人はぜひ読んでみてください。