一人でいるのが好きですが、ここ最近はちょっと考えることがあります。
人づきあいが少ないまま高齢になったら、孤独感にさいなまれるのでは・・・という心配です。
そうならないために、今からでも「ちょい付き合い」のできる友だち(できれば年下)をたくさん作っとくべきだと思いました。
そんなふうに思ったきっかけは、近所の一人暮らしのおばあちゃんです。
おすそ分けを持っていくことがあるんですが、こんなふうに訪ねると、ばあちゃんは満面の笑みで歓迎してくれるんですよね。
愛想で、とかではなく、心から喜んでいる様子。
そして毎回「寄ってかねえかい?」とお声がかかり、冬は特に暇なので、そのままお茶飲みに上がらせてもらってます。
雪の降る農村部なので冬の間は畑仕事ができないので、みんな暇を持て余しているんですよね。
何か打ち込める趣味がある人はいいんですが、家事に子育てに畑仕事に精一杯稼いできた世代はたいてい趣味といえる趣味を持ってません。
ひと昔前はこんなに長生きできなかったから余生を持て余すなんてことなかったわけで・・・
今の一人暮らしの後期高齢者とセミリタイア者は同じ悩み(孤独感と暇)を抱えています。
そんなところへ、訪ねてきてくれる若い人(40代でも若手になります)がいればうれしくてしょうがないというわけ。
この喜びようを見ると、孤独な年寄りをねらった悪質な詐欺がありますが、わたしもできる自信?があります(いや、やりませんけどね)。
特に高額な貯金を持っていると狙われやすいでしょう。
貯金額にびっくりした話 (゚д゚)!→見た目と貯金額は比例しない。人の通帳をチラ見して、思わず「・・・ひょえー!」と言いそうになった。
ちなみに、わたしが訪ねる一人暮らしのばあちゃんは「孤独」というわけではなく、お茶飲みする友だちもまあまあいるし、頻繁にやってくる家族もいます。
それでさえ、この喜びようなんだから、本当に孤独な年寄りなら、だますのなんてかんたんだ・・・って思います。
孤独で人寂しいとあっさり相手を信じやすいし、何回も来てくれる人ならなおさら安心感を持ちやすいです。
それは詐欺師に付け込まれやすい。
しかし、友だち付き合いの多い人ならそんなに孤独に陥ることもないだろうから、その分目が曇らず、相手の意図を見抜きやすいでしょう。
高齢になってから友だちを作ろうと思っても急にはできません。
今からでも「ちょい付き合い」のできる友だちをなるべく増やしていこうと思いました。
今からできる孤独対策を取っていこう。
イギリスは国を挙げて対策に乗り出しているんですねえ→