「貯まる方程式」ができてから、わが家の貯蓄は順調になりました。
収入ー貯金ー特別支出用積立=残り(生活費)
この式が完成(その家に合った、それぞれ適切な金額がわかること)すれば、細かな節約なんてしてもしなくてもどちらでもいいのではないかと最近思います。
要は残ったお金で生活できさえすればいいのだから。
すべて使い切ってしまう生活からお金を貯め始めようと思った時にやりがちなのは、細かな節約なんですよね。
わが家もそうでしたが、これはストレスが多いわりに効果が出ません。
細かな節約というのは「残ったお金」をどうやりくりするかの技術であって、目的ではないので、必要ない(やりくりできる)ならやらなくてもいいことでしょう。
なんでこのことを思ったかというと、貯められない友人の生活ぶりを見たからなんです。
けっこう収入があるのに貯められないと聞くと、水はジャージャー流しっぱなし、電気つけっぱなしの生活してるんでしょ?みたいなイメージがあるかもしれません。
ですが、友人は実にマメで、例えば「使わないコンセントは抜く」を実践するような人。
レンジで料理を温める時はコンセントを差し、温め終わったらコンセントを抜いていました。
えらい。
でも、貯まらない。
なんでなんだろう・・・と思ったのです。
貯まらない理由は「収入」部分だったり(収入が低すぎる)、「特別支出積立」部分だったり(特別支出が多すぎる、ボーナス頼みでボーナスが減ったなど)人それぞれですが、友人の場合は「貯まる式」そのものがないといえるのでは・・・。
貯まる仕組みさえ作れば、コンセントの抜き差しなんて手間のかかる節約をしなくても、毎月どんどん貯まる家計に生まれ変わるでしょう。