電気代の節約って何をしてますか。
「節約は固定費から」が王道で流動費(電気代とか水道代とか)は苦痛が大きいわりに節約効果が薄いといわれます。
たしかにそうで毎回毎回注意が必要だから(水を出し過ぎないなど)ストレスが溜まるんですよね!
とはいえ、意識すると減らせるのはたしか。
でもここで大事なのは「少ない手間で最大の節約効果を出すこと」です。
少し前まで定番ワザとして待機電力の削減がよく取り上げられてました。
でも「使わない家電のコンセントを毎回抜く」とかって効果はどうなんだろう?って、まず疑問を持つことがポイントでしょう。
すっごく効果があって、月の電気代が3分の1になるとかだったら(めんどくさいけど)やってもいい・・・
そもそも待機電力ってどれくらい?
家庭のエネルギー消費の実態 | 一般向け省エネ関連情報 | 省エネポータルサイトによると、
待機時消費電力の実態
家庭で1年間に消費する電力量のうち、約5.1%が待機時消費電力です。
10年前は待機電力は10%を占めるっていわれてた気がするけど、ずいぶん減りましたねー。
上記のサイトに「待機時消費電力を減らす対策」も載っていて、
●こまめに主電源を切る。
●長時間使わない機器はコンセントからプラグを抜く
●オートOFF機能や表示OFF機能を使う。
これらを実行すると待機時消費電力を約50%削減できるそうな。
「こまめに主電源を切る」ってテレビとかでしょうか。
リモコンでピッができなくなるなんて、めんどくさい。
あと、使うたびにプラグを差し込むとかそんなの続きませんて。
それでそれだけの労力をかけて減らせる電気代はというと・・・
待機時消費電力量228kwh(年間)×50%×25円/kwh=2,850円
(1kwh=25円で計算してみた)
1年で2,850円、月にしたら200円ちょいの節約。
うーん・・・
わたしならやりませんね!
どうしてもコンセントを抜きたい、いや抜かねばならぬっていう人以外、おすすめしません。
電気代を節約しようとしてコンセントを抜くところから始めてしまう人は節約のしどころ(優先順位)が違うといっていいでしょう。
それよりか電気使用量の大きい家電順に省エネ製品に替えるとかしたらいいんですよ。
1度そうすれば日々の節電努力はほぼ不要になる。
わが家は上記の表にある電気を食う家電トップ3は対策済み。
・冷蔵庫は省エネタイプのものに買い替え済み
・照明器具はほぼLEDに交換済み
・テレビはほとんど見なくなったから、結果的に省エネになってる
冷蔵庫も買い替えにはちょっと早かったけど、電気代が減る分で元が取れると判断して買い替えました。
まあ結局のところ「家電の数を減らす」のが最強なんでしょうね。
わが家は家電大好きだからそういう意味では節約になってません w
ともかく、節約は効果的にやりましょう。
微々たるお金のために日々ストレスを溜めては本末転倒なので・・・
「新電力」に切り替えるのもいいですね。
キャンペーンもあるし。
わが家は昨年切り替えて、電気代そのものは変わらなかったけど毎月1,000円ずつ年間で1万2,000円値引きしてもらいましたよ。
楽天ポイントを貯めたいなら「楽天エナジー」ですかね。