しばらく前に話題になっていたこの記事。
限界まで使え。“世界の前澤”が語る「お金を増やす方法」はシンプルだった|新R25 - 世の中がわかるジブンもいい。
「『幸せなお金持ち』はお金の使い方がうまいなあ」と思いながら読みました。
「限界まで使え」も前澤さんのお金哲学を表していて、とっても興味深かったです。
ZOZOの社長、前澤友作さんのお金の使い方の記事なんですけど、「限界まで使え」とかとにかく吹っ切れてます。
これ、マネーリテラシーのない人がそのまま実践しちゃったらまずいやつ w
「貯金したことない。全部使っちゃう」っていうくだり、浪費家にとってはしびれるような言葉ですよね。
人の話を表面的に受け取り、浅い理解のまま行動してた若い頃だったら「よっしゃあ、今月は給料全部使い切ったるでー」ってなってただろうな。
毎年35億を使い切っちゃう前澤さんが先ごろ買ったものがこれ。
前澤さんが123億円で落札したバスキアの作品。ふーん・・・
前澤さんが使うという35億は労働で稼いだお金ではないこと(自社株の配当金)、購入したものは将来的に価値を生み出すだろうもの(現代アート、骨とう品、稀少な車)であることはお金遣いの点から注目すべきことかと。
普通の人は「労働で稼いだお金」を使ってるし、しかも「時間がたつほど価値の落ちるもの」(=消耗品)を買いがちです。
前澤さんのように、真のお金持ち(成金的ではない人)って「保有してる資産から生まれた利益」を消費に回してるイメージがあって、これだと元本が減らない。
「金の卵を産むガチョウ」(元本)に手を付けず、ガチョウが産んだ卵を食べる。
そうすると、ずっと卵を食べ続けられます。
そんなこと特別な人しかできない?
いや、わたしたち一般人だってスケールは違えどこれと同じことはできるはず。
労働で稼いだお金で投資信託などを買っていったり、少しリスクを取って個別株を買ってみたり。
それで投資信託が値上がりしたり株の売却益が出たりしたら、そのお金で欲しいものを買えばいいじゃないですか。
(値下がりすることもあるけど・・・)
タネ銭を絞り出すために我慢も必要だけど、そういう使い方をしてればお金は減りません。
考え方を変えるには学ぶしかない!ということで・・・
「利益を消費に回す」考え方とか、自分のビジネスを持つことの大切さ、基本的な資産運用についてこれほどわかりやすく楽しく書かれている本は少ないです。
子どものお金教育にもぴったり!