「『食費の高い人は高い食材を使ってる』なんて当たり前でしょ」って思われるかもしれないけど、当人は案外気づいてないもんです。
それが生活レベルというものでしょう。
収入が高ければ食費も高くなるもの。
とはいえ、今回の話はフォアグラやキャビアとかって話じゃありません。
豚肉かとりムネ肉かレベル w
以前、「節約する時は半額の刺身がお得でいい」という奥様な知人と話した時、食生活レベルの違いをひしひしと感じましたねえ。
節約生活ピークだった時のわが家は、自慢じゃないけど刺身を食べるのは盆暮れだけだったです。
そんな生活想像もつかないんじゃないかな・・・。
それくらい家によって生活水準が違うってこと。
年収が違うんだから、まあ、これはしょうがないですね。
問題は「収入に対して食費めっちゃ高いじゃん!でもその原因に気づいてない」という場合ではないでしょうか。
そういう場合って話を聞くと、
①単純に食べる量が多い。
②高い食材を買ってる。
③または両方のパターン。
が多い。
①は育ちざかりの子どもがいる場合はしょうがないけど、「家族全員太ってきて困る~アハハ」の場合は「食うな!」としか言えません・・・。
②の「高い食材を買っててその結果食費が高くなってる」、これは気づきにくいと思うんですよね。
その人は「これくらい普通でしょ」って思って買ってるから。
それが「普通」かどうかは、食費の適正レベルは手取り月収の15%ていどと言われてるので、これが1つの目安になるでしょう。
友人宅(大人4人子ども2人の大家族)の食費は13万くらい。月収×14%=9万円が適正だから、いくら食にこだわってるとはいえ大幅にオーバーしてる。
それでも生活に大満足だからいいって言うんならそれはそれでいいけど、「食費かかって困る・・・」とこぼすんですよね。
話を聞くと、家族が多いから肉を買うにしても1度に大パック2つ必要なんだとか。
買うのはもっぱら豚肉らしいから、100g100円としても大パック2つというと、1,000円くらいするのかな?
これが続くと・・・けっこうな金額になりますね。
やりくりはなかなか大変そうです。
とりムネ肉なら100gあたり40円くらいだから、たまにはそうしたら?と提案したけど、「ムネ肉っておいしくないよね」と乗り気ではないし。
結局、生活レベルを落とせって話になるからすぐには難しいってことで終わりました。
うーん、ほんとに食費下げる気あるんかな・・・
ちょっと話は反れるかもしれないけど、ミニマリストしぶさんの食事への考え方が参考になります。
人間はここまでムダ(価値観の違いはあるけど)をそぎ落とせるのだ。
1日1食はストイックだけど、学ぶところは多いですよ。