昨日に続き、年金制度について調べてみました。
今日は「障害年金」。
障害年金とは
障害年金とは・・・
障害年金は、病気やケガによって生活や仕事などが制限されるようになった場合に、現役世代の方も含めて受け取ることができる年金です。
とのこと。
病気やケガで働けなくなった時にもらえるお金ですね。
わかりやすい。
突然の交通事故や重い病気にかかり働けなくなった・・・
そんな時の心強い制度というわけです。
糖尿病やガンなども受給対象になります。
うつ病も対象になる
障害年金受給者数は意外に多くて約200万人。
でも、欧米諸国と比較すると人口当たりの受給者数は極めて少ないそう。
参考:http://www.waseda.jp/w-com/quotient/publications/pdf/wcom439_15.pdf
その中でも「精神障害」による受給が突出してます。
先天的(器質的)な精神障害以外に「気分障害」(双極性障害、うつ病など)、知的障害、発達障害も含まれます。
想像だけど、気分障害の割合がすごく多いのでは・・・。
うつ病を患う人って多いし、身近な病気ですよね。
わたしも以前、職場ストレスで「うつ状態」と診断されたことがあります。
ブラック企業に勤めてる人はくれぐれも気を付けてほしいな。
障害年金でもらえる金額
うつ病になって働けなくて収入がなくなった・・・。
そんな状態ではゆっくり治療もできません。
そういう時「障害年金」を受給できれば安心ですよね。
では、肝心の年金額は?
このサイトが詳しいし、わかりやすかったです。
うつ病で障害年金3級は難しくないけど、障害年金2級は個別サポートが必要です | うつ病克服コミュニティ【Searapis】公式ブログ
会社員の場合
会社員の場合は、
・障害基礎年金(1級と2級がある)
・障害厚生年金(1級、2級のほか3級という等級もある)
この両方がもらえます。
配偶者あり、子ども1人、障害等級2級の例でいくと、
・障害基礎年金77万9,300円+子の加算22万4,300円
・障害厚生年金 収入に応じた部分+配偶者の加給年金22万4,300円
となり、上記サイト運営者の辻田さんの場合、年額180万円以上の受給となったそうです。
自営業の場合
遺族年金と同様、自営業の場合は「基礎年金」のみとなるので「障害基礎年金」だけ。
専業主婦も同様です。
障害基礎年金だけか障害厚生年金ももらえるかは初診日にどの年金に加入しているかで決まるそうなので、会社を辞めて自営業になる予定の人は厚生年金に加入してるうちに気になる疾患があれば治療し始めた方がいいということか・・・。
とはいえ、ケガも病気もある日突然なったりするから、それはどうしようもないですけどね。
あと、遺族年金と同様、
・未納期間に注意
・申請しないともらえない
点は注意が必要です。
健康なうちに知識をつけておく
辻田さんの記事にあるように「うつ病で2級」認定はなかなか難しいようです。
でも「3級」と「2級」では年金額がかなり違ってくるから、どうすればいいのかという対策だけでも学んでおくといいですね。
うつ病とか誰でもかかる可能性がありますし。
知識があれば乗り切れることも多い
こういった制度について学ぶのはめんどくさいけど、家族が安心して生き抜くには必須でしょう。
こういった知識があれば不必要に多く民間の保険に入らなくて済むから、節約にもなりますね。
わが家も、医療保険を解約する分、収入保障保険に入り直そうかと思ったけど、いらないかもなあ・・・
保険の見直しを考えてる人は、国の制度を自分で少し勉強してから専門家に相談するといいと思いますよ。
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