占いや新興宗教にはまる人たちの思考回路がよくわかりません。
占いや新興宗教にはまる人たち
たとえばこんな例がありました。
( )内は、話を聞いたり見たりした時のわたしの感想です。
・子どもが発達障害で新興宗教を信仰するようになったという人。
(宗教の勧誘に歩くのもいいけど、その時間を療育にあてたり、専門書を読んで発達障害について理解を深めてみてはどうだろう)
・結婚できないのはなぜ?また占ってもらおう。(←だいぶ課金している)
(いやあの、見た目だけでももうちょっと磨こうか・・・)
・病気になったのは何かのたたりに違いない。
(えっと、生活習慣を見直した方が・・・。そんな生活してたら病気になるよね。健康について学ぼうよ。)
・家の中が何だかどんよりしてる。悪い気をお祓いしてもらおう!
(・・・要らないモノ多いなあ。家の中ごちゃごちゃしてる。気が澱んでるのはそのせいじゃ??断捨離、断捨離!)
どうですか、こういう人周りにけっこういませんか。
はまる人たちの共通点
今まで何人か占いや新興宗教にはまる人たちを見てきました。
共通するのは、
①思考停止してること
②依存性が高いこと
でしょうか。
壁にぶつかると思考停止する
思考停止しやすい人は、人生で思うようにならない壁にぶつかった時ちょっと悩むけど、じゃどうしようか、何かいい手がないか調べてみようとか、勉強してみようとならないみたいなんですよね。
いや、勉強熱心ではあるけど、なぜかオカルト路線にいってしまって論理的に考えられない。
依存性が高い
占いや新興宗教にはまる人って依存性が高い感じがするんですよねえ。
何かに依存すること自体は悪いことだとは思いません。
みんな何かしら依存してるから。
ただ、健全な人の依存ていうのは依存先が複数あります。
家族だったり、仕事だったり、尊敬する人だったり、友人だったり、ペットや趣味だったり・・・。
「依存先」というより「心のよりどころ」ですかね。
依存先、頼れるものがいくつもある人は1つ(一人)の意見に染まりにくいわけで、問題にぶち当たった時いろいろな意見を聞くことができて妥当な判断を下せるから、結果的に現実的な解決策にたどり着けると思ってます。
でも、はまりやすい人は依存先があまりない印象なんですよね。
1つしかないと、それしか目に入らなくなってしまって、結果コントロールされやすくなり危険です。
新興宗教について語る人たちの世界観て偏ってませんか?
はまることで苦境を乗り越えられる
占いや新興宗教にはまってそこそこのお金を奪われたとしても、そのおかげで精神的な苦境を乗り切れたと思えば、彼ら彼女らにとっては安いものかもしれません。
そういう意味ではムダではなかったんでしょう。
でも横から見てると、弱ってるところにつけこまれ、お金と時間をむしられてるように見えて、何だかなあと思わずにいられません。
自信が持てないとはまりやすい
占いとかにはまるのは自分に自信が持てないから。
自分で決断していくのが怖いんです。
だから、何かしら方向性を示してくれるものにすがってしまうんでしょうね。
有料の占いにまでは手を出さなかったけど、雑誌の占いを真剣に読んでた当時のわたしもそうでした。
けっこう占いの内容に一喜一憂してたな・・・。
今は朝の情報番組で「〇〇座は12位(最下位)です」と言われても動じなくなりました。
おもしろくはないですけどね。
誰でもはまる可能性はある
幸いわたしが占いや新興宗教にはまらないで済んだのはそこまで追い詰められる状況にならなかったから。
運がよかっただけで、今後はどうなるかはもちろんわかりません。
このブログでおかしなことを書くようになるかも w
そうなったらコメント欄でぜひ教えてください・・・
たまには、こういう壮大な人類史の本を読むといいかも。
自分の悩みがいかにちっぽけなものか思い知る・・・