昨日不思議なことがありました。
朝食(といっても9時半過ぎ)にカツオのたたき4切れとロールパン1つを食べたんですが、たったこれだけなのに午後3時近くなってもお腹が空かなかったんです。
食事後ずっとゴロゴロしてたせいもあるけど、娘も「今日全然お腹空かない」と。
これは不思議!
ということで「もしかしてカツオは空腹感の抑制に効果があるかも?」と思ったので、調べてみました。
カツオの栄養価
まずはカツオの栄養価から。
何が含まれてるんだろ。
カツオに含まれる主な栄養成分と効用
●カツオに含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)
DHA(ドコサヘキサエン酸)は脳の働きを活性化し、EPA(エイコサペンタエン 酸)は血液をサラサラにする働きがあると言われています。
●カツオはタウリンも豊富
タウリンも豊富に含まれており、肝機能を高める働きがあるようです。
DHAやEPA、タウリンが豊富なんですね。
タウリンは「疲労回復」に効果あり。
またこちらのサイトには、こうありました。
かつおには、魚類ではトップクラスのビタミンB12と鉄分の栄養が含まれています。
ビタミンB12と鉄分の含有量が魚の中でトップクラス!
栄養たっぷりなのはわかったけど、これだけでは何とも・・・。
空腹感を感じる仕組み
カツオの栄養価を見ても理由はわからなそうなんで、違う角度から。
「空腹感てどう感じてるんだろう?」ということで、空腹感を感じる仕組みについて調べました。
- 「お腹が空いた」と感じるのは空腹ホルモン「グレリン」が分泌されるため。
- 逆に「お腹いっぱい」と感じさせるのは満腹ホルモン「レプチン」の効果。
参考:@cosmeダイエットhttps://www.cosme.net/diet/article/I0008510
ということなので、「カツオにダイエット効果」があるとすれば考えられるのは・・・
- カツオがグレリンの分泌を阻害する(=空腹感を感じない)
- カツオがレプチンの分泌を助長する(=満腹感の継続)
といったところでしょうか。
グレリンはどう作られる?
さて、グレリンは体内でどうやって作られるのか。
これ調べたけどよくわからなかったんですよ・・・
グレリンは「オクタン酸」がくっつかないと活性を示さないそうので、オクタン酸が影響してるのかも?という新たな可能性も出てきてしまった。
このオクタン酸、乳製品に多いですね。
オクタン酸の含有量(食品)(21〜30) | Whole Food Catalog
でも、これらの食品を食べて食欲が増したってことも特にないなあ。
オクタン酸が多く含まれるものを食べても食欲に関係ないなら、その反対のことも言えるかも。
グレリンが発見されるまで
余談ですが・・・
グレリン発見までの道のりがめちゃめちゃおもしろい。
専門用語は9割わからなかったけど。
論文発表の舞台裏「グレリンの発見まで」 - 久留米大学ホームページ
グレリン発見の「論文の舞台裏」についてはこちらがわかりやすい。
児島先生の講演会はこちら→file:///C:/Users/yshibata/Downloads/matsu_chiiki_17(1)-29.pdf
研究ってワクワクしますねえ・・・
レプチンが増える
最初っからつまづいてしまったけど、次行きましょか。
カツオを食べるとレプチンが増えるのでは?
- 亜鉛を含む、【牡蠣やうなぎ】
- ビタミンEを含む、【アボカド、レバー、ナッツ類】
- 亜鉛、ビタミンEは勿論、たんぱく質を含む、【豆腐、油揚げ、納豆、みそ、おからなどの大豆製品】
- オメガ3系脂肪酸を含む【エゴマ油、アマニ油、青魚】
これらの食材を食事に取り入れることで、生活習慣の改善とともにレプチンの濃度を適切に保つことができるのです。
食欲抑制ホルモンレプチンの作用を増やす方法、食べ物を紹介!サプリも! | アナタの健康に寄与するブログ
ここにも「カツオ」の記載はなし。
結論
結論は・・・
「わかりませんでした」ってことで!(゚∀゚)
カツオに含まれる脂肪分(秋にかけて増えてくる)のおかげだったのかもしれないし、単なる夏バテだった可能性もありますね 汗
「大人の自由研究」は楽しい
「もしかしてカツオでダイエットできるんじゃ?!」と思って2時間ほど調べてみたけど、結局何の成果もありませんでした。
でも久々にワクワクしましたよ。
空腹ホルモン「グレリン」が日本人研究者によって発見されたと知ることもできたし。
こういった生活の中から出る疑問を調べる「大人の自由研究」、これからも楽しみたいです。