低収入の割にそこそこの貯金ができたわが家だけど、ずば抜けた節約力があったわけではありません。
むしろ、節約ブログを読んでいるとそこまでできんな〜って思うくらいなんで、まあ普通の節約家庭くらいの実力かな⋯
ではなぜお金が貯まったかというと、「大きなお金」を使わなかったことが一番大きいです。
「大きなお金」というのは、
- 家
- 車
です。
「大きなお金」を使わない。
わが家は中古のボロ家を買い、車は基本的に中古の軽。
ある程度公共交通機関がある地域だったら車は買わなかったでしょう。
この2つで無茶するとほんとお金は貯まりません。
わが家の地域だと、結婚と同時か子どもが生まれるタイミングで新築一戸建てをどーんと建てます。
土地が安い分、家は大きめ。
親の援助があるとはいえ、住宅ローンで3,000万〜3,500万。
車はというと、ほとんどが共働きなんでそれぞれ1台持ち。
年収によるけど夫は普通車、妻は軽というパターンが多いかな。
で、子どもが複数になると普通車を300〜500万のファミリーカーに買い替え、だんなさんが軽に乗る。
しばらくすると軽の寿命が来るから新車で買い替えて200万(今の軽は高い!)。
そうこうしてるうちに1台目のファミリーカーが不調になってきて、2台目をお買い上げ。
家計に余裕がなければ中古で買うとしても、またしても300万くらい飛んでいってしまいます。
そんなこんなで子育て世帯は共働きでもどこの家も余裕がありません。
わが家は家と車に捧げる人生は嫌だったんで、ボロ家、中古の軽という道を選びました。
全然見栄えしない暮らしだけど、必死に節約しなくても貯金できるんで、その点、心の余裕があっていい暮らしかもなあと思ってます。
「資産」を買っていけば必然的にお金持ちに、「負債」を買えばこれまた必然的に貧乏になるということを教えてくれる名著です。