『マシュマロ・テスト 成功する子・しない子』は「行動科学で最も有名なテスト」といわれるマシュマロテストについて書かれた本です。
副題が「成功する子・しない子」となっていて、特に子育て中の人には興味津々なタイトルですよね。
正月で暇だったんで改めて名著を読み返してみました。
猫にはマシュマロテストは通用しませんね ^^;
マシュマロテストでわかったことは、
- マシュマロを我慢できた子はその後社会的に成功しやすかった。
また、学校の成績が良くて、太りにくくて、友だち付き合いもうまい。
ということ。
報酬(マシュマロ)をすぐに1つもらうか、それとも20分待って2つもらうことができるかという違いだけで将来的にこんなに大きな差が出るなんてびっくりですよね。
より大きなごほうびのために待てる能力(=報酬を先延ばしにする能力、自制心、セルフコントロール力)はどのように育まれるのか、ぜひ知りたいと思いました。
わたしは(娘も)そういった力に恵まれてるとはいえません。
生まれつきの能力であって、それはもうどうしようもないものだったらどうしよう⋯
そんな不安もあったけど、結果的にいえば、本書にはどうしたら「ホットシステム」を冷却し、「クールシステム」を働かせることができるかについても書かれていてちょっと安心しました。
いろいろなやり方(「イフ・ゼン」実行プランなど)について説明されてるので、衝動に負けやすくてやりたいことができないという人はぜひ読んでみるといいと思います。
子育て中の人だけでなく、大人にも十分役に立つ内容です。
今のわたしにとっての「マシュマロ」は「ツムツム」なんですよね。
ツムツムやりたい!と思うと今やるべきことをおろそかにして、すぐ始めてしまうダメっぷり。
「イフ・ゼン」実行プランを作って、ちょっと衝動を抑える練習をしてみよう⋯