雪が積もるような寒い地方で古い家に暮らす場合、冬に怖いのは「ヒートショック」です。
年を取ってくると脳や心臓に計り知れないダメージを与えるヒートショック。
わたしも年々寒さが体にこたえるようになってきました。
浴室で高齢者が亡くなる事故は他人事とは思えません。
断熱性の悪い家に住んでるので、それなりに対策しないとまずいです。
ヒートショックとは
大寒の今が寒さの底。これを過ぎ節分を迎えれば春が見えてくる。
50が近づいてきたアラフィフが取っているヒートショック対策は、
- 屋内の温度差を10度以内にする
- フードをかぶる
- 浴室に暖房を入れる
この3つです。
- 屋内の温度差を10度以内にする
以前テレビのヒートショック対策を見ていたら「屋内の温度差は10℃以内にしましょう」と言っていました。
10℃ってけっこう大きな温度差ですよね。
ふむふむ、なるほど10℃以内ねって思って気をつけるようにしてます。
だけど、わが家のようなボロ家では10℃以内の温度差なんて無理。
だって廊下が0℃とかなんですもん。下手すると氷点下なんて日も。
暖房のない空間が寒すぎるんです。
これじゃ暖房をつけてる部屋でさえ10℃以下にしなきゃいけないじゃないですか。
実際のところ、灯油の節約を兼ねてわたし一人の日中はそうしてますがね⋯。
ひたすら寒いです。
- フードをかぶる
2つ目のライフハック 笑としてフードをかぶって生活しております。
暖かい地方にお住いの人は、室内なのになんでフードをかぶるの?と思われるかもしれません。
でもこれがなかなか効果的なんです。
家族がいる時はそれなりに暖房をつけるので、廊下に出た時の気温差が大きくなります。
ポカポカの室内を出てほぼ外気温の廊下に出る⋯。
これを繰り返すと頭の血管にダメージが来てしまうということ身をもって体験しました。
数年前の冬、暖房の効いた部屋から廊下へと何度も出入りした時に頭が痛くなってきたんですよ。たぶん温度差で脳の血管に負担になったのではと。
それからは身を守るためフードをかぶる生活にしました。
ほら、ロシア人とか帽子をかぶってるじゃないですか、屋外だけだと思いますけど。
やはり寒さから頭を守るのは大事です。
冬を安全に乗り切るためにユニクロの裏ボアフード付きパーカーが手放せません。
そして最後は、
- 浴室に暖房を入れる
脱衣室に灯油ファンヒーターを置いてよく暖めてます。
これなしでは、わが家の入浴は考えられません。
実際、日本では入浴中に14,000人が亡くなっていてこの大部分がヒートショックじゃないかと推測されてます。
参考:ヒートショックとは
インフルエンザの年間死者数がおよそ10,000人だから、それ以上だ⋯。
やっぱりヒートショック対策は必要でしょう。
そんな怖いヒートショックですが、ボロすぎる家に住むわが一家はこれら3つの対策を取ることで何とか身を守ってます。
この記事を読んで、寒い地方になんて住むもんじゃないと思った人もいるかもしれませんね。
でも大丈夫です。現代の家は機密性・保温性が高いですからね、暖房を少しつければポカポカですよ。
真冬でも家の中では半袖姿の人もいますから(これはこれで暖房のムダ遣いだけど⋯)、住むのを恐れないでください!
ボロい家にさえ住まなきゃ大丈夫ですよ (^。^)
いい家を見つけるなり、建てるなりしての移住を心よりお待ちしてます。