歯のお手入れグッズについて書いたので、歯質の弱いわたしが気をつけている「歯の手入れ方法」もついでに書いてみます。
ボクたちもたまに歯のチェックをしてもらってるニャー
先日の定期健診(3年ぶり!)で、治療対象となる深さ4mm以上の歯周ポケットはほぼなかった(抜歯した親知らずと奥歯の間に6mmの歯周ポケットができてしまってたけど、それ以外は大丈夫だった)ので、手入れ方法はそんなに悪くないかなと思ってます。
気をつけてる点と手入れ方法をいくつかあげてみると、
- 歯を磨くタイミングは「起床時」と「就寝前」
- 間食はなるべく甘いものは食べない(糖質制限を兼ねてチーズとかナッツとか食べてます)
- 食べ終わったらすぐ口をゆすぐ(間食時も)
- 歯が溶けてしまう「酸蝕歯(さんしょくし)」を防ぐため特に、酸性度の高いものを飲食したらすぐ口をゆすぐ(コーラやスポーツドリンクは要注意)
- 歯をすり減らさないために、食べてすぐには磨かない
- 就寝前は歯ブラシのほかにタフトブラシ、歯間ブラシを使う(隙間がある場合、歯ブラシだけでは歯間の汚れは取りきれない)
- 就寝前は特にていねいに磨く(わたしは歯磨き粉を使わず「素磨き」。本を読みながらゆっくり10分ほど磨いてます)
- 歯肉を痛めたり下げてしまうので軽い力で磨く(毛先が開くのは力の入れすぎ)
- 歯を「磨く」というより、歯間や歯と歯茎の間の汚れをかき出す意識で歯ブラシを使う
- 殺菌剤が嫌なのでマウスウォッシュは使わない
- 口臭対策にたまに舌苔(ぜったい)を落とす(わたしは歯ブラシでそーっとこそげてるけど、ほんとは専用のブラシを使った方がいいです)
- 口の中が乾くと細菌が繁殖するので、口呼吸しない(感染症対策にもなる)
こんなところです。
いろいろ気をつけてるように見えるけど、習慣化してるんで負担はありません。
歯磨きのタイミングとか諸説あるので、参考リンクを貼っておきます。
参考:
"食後すぐは逆効果"歯磨きの正解教えます (2/4) | プレジデントオンライン
歯が溶ける酸蝕歯(さんしょくし)は治療できる?予防には酸性の飲み物に注意! | NHK健康チャンネル
"食後すぐは逆効果"歯磨きの正解教えます | プレジデントオンライン
この記事を書くついでに歯周病についても調べてみました。
わかったことは、
- 35歳を過ぎると歯茎が痩せてくる
- 虫歯ができるようになったのは人類が加熱調理をするようになってから(これは知ってた!)
- 歯は磨かなければ2日で歯周病になる
- 「磨いている」と「磨けてる」は別物。正しいブラッシングが大事
- だから、毎食後磨いてても歯周病になる人もいる
- 歯周病の真の怖さは、血流に乗って歯周病菌が全身に広がる状態「歯原性菌血症」にある。「歯が抜けて困る」だけじゃない!
- 歯周病が全身の健康状態(動脈硬化、ガン、闘病病など)に関連している
- 口内細菌は口の中の小さな傷からも血液中に侵入する。なので強い力での歯磨きはNG(歯肉に傷がつく)
参考:『歯周病が寿命を縮める』(花田信弘/法研)
歯の状態は健康への関心度(知識の有無)を表してると言えるし、関心があっても実際ていねいにお手入れするには時間の余裕度も大きく影響するでしょう。
まあ体はどこもそうだけど歯もいったん悪くしちゃうとうんとお金がかかるし、治療しても自前の歯の快適さには及びません。
特に、低収入だと生活における「食べる楽しみ比率」は高いので、いつまでも健康な歯を保ちたいなあと思ってます。
ところで、適切なブラッシング技術を教えてもらっても時間がないと毎日きちんと磨くことはなかなか難しいです。
今はいい機器があるので時間がない人、忙しい人は歯周病リスクを減らすためにこういった「文明の利器」を利用してもいいかもしれません。
歯間のカスもよく取れ、口臭もなくなるらしいですよ(口コミ)。
わたし自身、何度も何度も歯科衛生士さんからブラッシングの指導を受けてるけど、染め出し薬でチェックしてもらうといつも磨き残し率30%以上⋯。
(逆にこれでなんで歯周病にならないか不思議)
そろそろ「ジェットウォッシャードルツ」を使った方がいいような気がしてます。
歯周病の怖さを知るために。
歯のお手入れについて学びましょう。