効率的なトレーニングをするために「トレーニングの7大原則」は知っておくべきでしょう。
1.過負荷(オーバーロード)の原則
2.漸進性の原則
3.全面性の原則
4.継続性(反復性)の原則
5.個別性の原則
6.意識性の原則
7.特異性の原則
この7つを常に頭の片隅で意識して取り組むのが効率的なトレーニングにつながります。
3カ月近くほぼ毎日ジムに通っているわたしが思うに、トレーニングの7大原則のうち以下の3点はプロの力を借りて実際にメニューに取り組んだ方がいいなと感じています。
その3点というのは、
3.全面性の原則
5.個別性の原則
7.特異性の原則
この3つです。
この3つに沿ったトレーニングをしないと、筋肉の構造や競技特性を知らない素人ではやり方が間違ってたりメニューに過不足が生じやすいので、思ったような効果(しなやかな体になりたいとか、腹筋を割りたいとか)を上げるのはなかなか難しい。できなくはないだろうけど、試行錯誤しながらで効率が非常に悪くなってしまいます。
「たるんだ背中をすっきりした背中にしたかった」のに、間違った筋トレメニューや崩れたフォームで続けて首がごっつくなったりとかの失敗もあり得ますね。
なので、もし何らかの目的(◯◯の競技がうまくなりたい、この部分に筋肉をつけたい)があるのなら、上記3点の原則に沿ったメニュー作りをプロにお願いした方がいいでしょう。
お金はかかりますが⋯。
ジムで筋トレをするようになって3カ月近くたちます。
運動指導者・森卓郎さんの『糖質をやめられない大人女子のためのヤセ方図鑑』を事前に読んでたので、上記の3点を抑えるのはプロにお任せしたいと思い、目標に合ったトレーニングプランを作ってもらってから始めました。
「こうなりたい」という目標と希望は、
- ソフトバレーボールがうまくなりたい(特にアタックのためのジャンプ力をつけたい)
- マラソン大会(10km)に出たい
- できれば家でもできるメニュー中心に組んでもらいたい(器具がなくてもできる自重トレ)
ということでした。
その要望を伝えたところ、トレーナーさんはわたしに足りない部分を補い、さらに強化するトレーニングメニューを作ってくれたわけです。
その後は特に指導は受けず、毎日淡々と1人でメニューをこなしているだけだけど、ランニングの距離とタイムが少しずつ伸びています。
独力ではこんな風に順調に成長はできなかったでしょう。
プランを作ってもらって本当によかったなあと思ってます。
トレーニングの7大原則、あと残りの4点はその人の意識ややる気次第でカバーできます。
ライザップが高額なのは、この4点までサポートしてくれるからなんだと思います。この部分は手間がかかる(付きっきりで見てあげないといけないかもしれません)ので人件費がかかってきてしまう。
継続性についてはトレーナーさんの叱咤激励がなくても、工夫して生活の中に組み込めば意外に続けられます。
体を鍛えたいけどそんなにお金はかけられないよという人は、上記の3点以外の指導は不要ではないでしょうか。
この本、タイトルと中身がぱっと見軽い感じだけど、中身は本格的でかなり役に立ちます。運動と食事の関係について学びたい初心者にぴったり。
運動はめんどくさい、食事だけでどうにか体を変えたいという人はこちらがおすすめ。