節約したい人が海外旅行、しかもヨーロッパって矛盾してますが、行ってきちゃいました!
せっかくなので自分が調べた範囲内で「お得だな〜」って思った情報をまとめてみます。
何回かに分けて書く予定で、
- 2019年3月時点の情報です
- 為替レートは1ユーロ125円前後
でした。
- 節約はしたいけど、あんまり無理なプランはパスしたい(特急なら2時間なのに格安バスで5時間とか)
- ちょっとの手間で数百円〜数千円浮くなら、そうする
- ある程度スマホやPCを使いこなせる(とはいえ、airbnbとか現地鉄道会社のwebサイトで予約とか、googleマップを参考に移動するとかいうレベル)
- まあまあ旅慣れてて、体力もそこそこある
というような人向けかな。
第1弾は「バチカン美術館、システィーナ礼拝堂、サン・ピエトロ大聖堂の効率的な回り方」です。
一言でいうと「すんごい混んでる&何するにも待つよ」というところでした。
バチカン美術館予約なしで行ったけどオフシーズン開館20分前到着なのに長蛇の列。
— モカ (@mocha131010) 2019年3月23日
隣の「予約者用レーン」はスイスイ進んでた。
良い子は2日前までに予約しよう。
※ツイッターでは「2日前までに」とつぶやいたけど、「3日前」かもしれません。
「ふふふ、20分前到着だし余裕っしょ」と思い、バチカン美術館への角を曲がって見えたのは長蛇の列。
どひゃー。何時間待ち⋯? さすが世界的観光地。一瞬帰ろうかと思いました。
行列は意外に早く進んで1時間ほどで入館できたけど、まだまだオフシーズンなのにこれだったんで、バチカン美術館公式サイトで予約していくことをお勧めします(日曜休館? 希望日に空きがないことも)。
入館料は17ユーロ(クーポラは別途で現金払い)。
現地であまりの行列にびっくりして、そこで有料ツアーに入ると(客引きがたくさんいました)たしかに早く入館できるようだけど50ユーロくらいかかるらしい。
少し早めに見通しを立てておくと節約効果大というのはここでも言えます。
時間の節約ということでは、前日調べて知った衝撃の事実。
バチカン美術館(とシスティーナ礼拝堂)とサン・ピエトロ大聖堂は一続きということ!
だから(両方見たいっていう人は)、それぞれに並ぶ必要はありません。
ただし、回るルートとシスティーナ礼拝堂の出口を間違えなければ、だけど。
最短ルートは調べた限り、これがベストでした(実際、ツアー客もこの順路で回ってた)。
- 最初からサン・ピエトロ大聖堂の列に並ばずに、バチカン美術館から入って→システィーナ礼拝堂→サン・ピエトロ大聖堂の順番に回ること。バチカン美術館の最後がシスティーナ礼拝堂になってる
- 美術館は広過ぎてどこをどう回っていいかわからないけど、案内板の「システィーナ礼拝堂」を目指して見学していけばいい(たぶん一通り見れる)
- そして、システィーナ礼拝堂の2つの出口のうち右側から出るとサン・ピエトロ大聖堂につながってる
いやー、調べといてよかったです。
サン・ピエトロ大聖堂にあるミケランジェロ作『ピエタ像』と、クーポラ(聖堂上部のドーム部分)からの眺めは絶対見たかったんで。
初めにサン・ピエトロ大聖堂に並んでしまったら時間的・体力的に無理だったかも。
ざっくり見て回っただけなのに5時間かかりました(バチカン美術館とクーポラ入場のため並んで待ってた時間2時間を含む)。
しっかり鑑賞するなら1週間かかるといわれるバチカン美術館。
ここはほぼすっ飛ばして1時間で回り終えました 笑
人混みすごくて鑑賞するっていう雰囲気ではなかった⋯
圧巻の「地図の間」の天井絵
これだけ超効率的に回ったものの、全部で5時間かかって、宿に帰ってきた時はぐったりしてました 笑(帰り道で迷ったせいもある)
バチカン美術館は予約すると入館料にプラスして「予約料」が4ユーロかかるけど、ムダな待ち時間を減らす効果は絶大。予約者用レーン(2列あるうちの右側の列)はスイスイ進んでましたよ。
もう一度効率的な回り方をまとめると、
- バチカン美術館→システィーナ礼拝堂→サン・ピエトロ大聖堂の順番に回ると行列に並ぶのは1回で済む
とはいえ、サン・ピエトロ大聖堂のクーポラに登りたいなら、そこでも1時間行列しないとダメでしたけどね。
サン・ピエトロ大聖堂は入場料無料だけど、クーポラへ登るのは有料(階段のみの場合は8ユーロ)です。
ここは現金払いのみでクレジットカードが使えないんでご注意を。
クーポラの階段数(500段以上)は半端ないんで、 体力に自信ない人は「エレベーター利用10ユーロ」のチケットを買った方がいいでしょう(それでも300段以上あり)。
参考: https://mememagazine.net/sanpietro-cupola/#i-3
ちなみにわたしはこの時疲れてたんで、無理せずエレベーターを使いました。
ちなみに階段はこんなです。
これは中間地点なのでまだ幅に余裕あり。
頂上付近はもっともっと狭く、斜めになります。
階段の途中途中には息切れして休憩してる人がいて、ランニングで鍛えといてよかった〜と思った数少ない瞬間でした (^_^;)
がんばって登りきった暁には⋯
クーポラからの眺めはなかなかのもの。これはバチカン市国側
絶景が。
登山と一緒で下りはけっこう膝にくるんで、しっかり休んでから下りましょう。
ここからは記憶に残った場所の写真を2点ほど。
サン・ピエトロ大聖堂は中に入って見学しよう。その壮大さに度肝を抜かれます
「サン・ピエトロのピエタ像」が自分的にはピカイチでした。これで、ミケランジェロ弱冠24歳の時の作品て、天才はやっぱすごい
あ、あと大事な1点を忘れてました!
バチカン美術館の有名な二重らせん階段。
先ほどの効率的なルートで回るとこの階段が見られなくて残念、というブログも見受けられたけど、ここもばっちり見れますよ。
参考にさせてもらったのはこちらのブログ→ヴァチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂の回り方 | ローマの街で。。。
上記ブログの行き方とちょっと違う?かもしれないけど、バチカン美術館チケット売り場を通り過ぎてすぐの階段を上ったところで、ぐるりと転回するとその先にありました。
ずっと見てても飽きないくらい不思議な階段だったなあ⋯
以上「バチカン美術館、システィーナ礼拝堂、サン・ピエトロ大聖堂の効率的な回り方」でした!
知らない土地で観光して回るの不安⋯という人は旅行会社の主催するオプショナルツアーに入るといいです。
「タビナカ」はプランも豊富だし、ガイドは日本語なので安心ですね。
ある程度お金はかかるけど何の知識もなく見て回るより、ガイドさんから説明を聞きながら回った方が何倍も充実するでしょう。
わたしの場合、ひたすらこなすように見るだけでした 汗
旅行前にローマのこと勉強しておこっと思い、「ローマ史」的な本を借りて読んだけど全く頭に入りませんでした。つまらん(歴史や遺跡に興味なし)。
それよりも、読書好き、ミステリー好きにはこちらがおすすめ。
テンポの速い展開と著者のとんでもない知識量に圧倒されます。
これ読むと、現地を訪ねたくなるはず。