株式市場の下落に備えて、「信用取引」について調べてみました。
普通に株を買う「現物取引」とずいぶん違います。
SBI証券のサイトを参考にしました。(一部は楽天証券のサイトを参考にさせてもらいました)
参考:SBI証券|株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA
信用取引の種類~制度信用取引と一般信用取引~ | 信用取引 | 国内株式 | 楽天証券
まずは「信用取引」について。
- 信用取引には「制度信用取引」と「一般信用取引」があり、このうち「一般取引信用」は「無期限」「短期」「一日信用」に分かれ、合わせて4種類ある。
- 制度信用取引⋯短期〜中期(6ヶ月)で利益を狙いたい人向け
- 一般信用無期限⋯期限を気にせず取引したい人向け
- 一般信用短期売建⋯人気の株主優待銘柄で利益を狙いたい人向け
- 一般信用1日信用⋯デイトレードで利益を狙いたい人向け
- 信用取引は「取引手数料」のほかに、「金利」「貸株料」「品貸料(逆日歩)」というコストがかかる
- 取引手数料は1注文あたり10万円未満なら97円(スタンダードプランの場合)
- 持っている株式を保証金の代わりにできる(代用有価証券)。SBI証券の場合、掛け目は80%(個別に変更あり)
- 委託保証金維持率は「(保証金ー建て玉の損失)÷建て玉の合計(建て玉価格)×100」で求められる
- 保証金(自己資金)の最大3.3倍までレバレッジをかけた取引ができる
- 最低委託保証金維持率を下回ると追証(追加保証金)が発生する
- 委託保証金維持率(追証ライン)は20%
- 追証の差し入れ期日は「発生日の翌営業日」
基本的にはFXのルールと一緒ですね。
では信用売り(空売り)について。
- 株価がどこまで上がるかわからないので空売りの損失は「無限大」と言われている
- 貸株料は信用売りの種類によって異なる(「無期限」なら2.00%)
- 品貸料(逆日歩)は「1株あたりの逆日歩×信用売り株数×建玉の保有日数」で計算する
こんなところでしょうか。
思ったより複雑でした⋯。手数料もたくさんかかりますねー
しかも「損失は無限大」って。もしやるとしても、
- レバ1倍
- 無期限
- 定期的に一定額を購入
- 個別銘柄ではやらない(ETF?)
- 利益は年間で10万円もあればいい(ショぼいですが)
という感じになりそう。
こんな程度ならあえて難易度の高い信用取引をしなくてもいい気がしてきたけど、とりあえずSBI証券の信用取引口座を開設しておこうかな。