この記事を読んでて、さすがに世界的なお金持ちになる人は発想が違うなあと思いました。
そして、自分にとっての「ニワトリ」は果たして何だろう?とふと考えました。
1日200円しか稼げなかったら?に対するビル・ゲイツの答え:書評 | ライフハッカー[日本版]
「もし、あなたが発展途上国に住んでいて、1日に200円しかお金を稼げなかったら、どうしますか?」(中略) ビル・ゲイツ自身の答えは、「200円を貯めて、オスとメスのニワトリを買う」です。
ニワトリを買ってきて育てれば、やがてタマゴを産んでくれます。 そして、タマゴからはまたニワトリが生まれます。
そんなふうにニワトリがどんどん増え続けていったら、どうなるでしょうか? 貧しい家にお金が入ってくるようになります。
増えたニワトリを、また別の貧しい人にあげることもできるでしょう。 (「プロローグ ビル・ゲイツの幸せになる質問」より)
「1日に200円しかお金を稼げなかったら〜」の質問に対するビル・ゲイツの答えが秀逸ですよね。うーん、なるほどと思わせられました。
ビジネス(それも超巨大な)を生み出す人の発想ですねえ。
実際のところは1日200円しか稼げなかったら、たいていの人は生きるための消費(食べ物とか)で終わってしまうでしょう。
そもそも、そんな発想自体しないだろうし。「ニワトリ」の存在に気づかないままなんだろうな。
たとえ貧困の中に生まれても、ビル・ゲイツのような人は工夫と忍耐でお金を貯め続けてニワトリを買ってしまうに違いありません。
「ニワトリ」の答えがすばらしいのは自分のみならず、卵やニワトリが増えることによって周りも豊かにしていくところ。
こうなると、まさに「金の卵を産むニワトリ」です。
こういう、自分も周囲も豊かにしていく発想をする人がお金持ちにならないわけがないですね。
ひるがえって、自分だったらどうだろう⋯?
せっかく買ったニワトリが死んじゃったり、獣に襲われてしまうかもしれないと思うと、ケチでチキン(鶏肉という意味ではなく)なので、失うことには耐えられそうもない。
たぶん、節約に節約を重ねてほとんど貯金しちゃうでしょう 笑
こういうタイプは小金持ちにはなれるかもしれないけど、それ以上にはなれませんよね。
お金って何かの対価だから、周りにたくさん恩恵を与えるような使い方をするようでなければ増えないから。
貯金するだけだと、お金は貯め込まれたままで終わってしまいます。
そこでふと思ったのは、じゃあ、「自分にとっての『ニワトリ』は何だろう?」ということ。
ニワトリ=自分にも周りにも富(卵や増えたニワトリ)を与える存在、と定義すれば⋯
- 株や投資信託
- 不動産
- 何かの事業(ビジネス)
あたりが思い浮かびます。
これらにお金を回すことで会社やビジネスが大きくなったり、住居を得られる人がいたりして、その結果、投資した人は対価(=お金)を得ることができます。
このうち、不動産や事業を起こす(起業)はなかなか敷居が高いです。
なので、今後も淡々と投資信託にお金を回すことになると思いますが、ビル・ゲイツのような「ニワトリを買って増やす」ほどはワクワクしません。
何かをリアルに育てる、作るって、大変だけど手応えありそうですよね。
何かそういうものを見つけたいなあ⋯と思う今日この頃なのでした。