節約しつつ、健康にも気を使いたい人にぴったりなのは「糖質制限」じゃなくて、「加工食品を減らすこと」と、それに加えて運動することだと思います。
今、日本における糖質制限食のパイオニア、江部康二さんの著作『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』を読んでます。
いやー、この本売れてるみたいですね。
立ち寄った書店のランキング上位でした。思わず買ってしまった。
読んでみて思ったのは、「この食事(糖質を制限し、良質な脂質とタンパク質をたっぷり摂る)はたしかに体によさそう。だけど、お金がかかるよね!(わが家では無理そう)」ということでした。
いくら体によくてもお金がかかるようだと続けられませんよね。
安いというのも大事なポイントです、特に節約族にとっては。
わたしの理解では、この本や『パレオダイエットの教科書』でおすすめする食事(糖質制限ではないけど、けっこう似てる)は、
- 年収が高い(食費にいくらでもかけられるよ!)
- 健康にいい食べ物なら高くても買う(健康オタク)
- どーーうしても運動したくない(注 パレオダイエットでは運動を勧めてる)
- すでに糖尿病である
という人向け。
それ以外の、
- 年収低いです
- たとえ健康に良くても、そこまで食費にお金をかけたくない
- 少しなら運動してもいいよ
- 糖尿病ではない
という人は、
- 加工食品をできるだけ減らす(特に菓子や菓子パン)
- 適度に運動する
という点に気をつければ、主食(ごはんやパン、麺類)をしっかり食べても問題ないと思いますね。
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というのも、これは実際にわたしが体験してそうだったから。
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「超」加工食品ともいえる菓子や菓子パンを(ほぼ)やめて、体脂肪率がスルスルと20%まで落ちました(今もさらに減ってる)。
逆に主食はしっかり食べてるのに、です。
ただし、運動量は増やしました。
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わたしの場合はやり過ぎだけど 笑、適度な運動は糖質を消費するためだけでなく、将来の寝たきり予防にも必須でしょう。
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この、糖質(ただし、でんぷん質で)はしっかり摂って、適度に運動する生活の何がいいかっていうと、「食費は安いのに健康で、しかも筋肉もつくよ」という点。
節約ブログとしては激しくおすすめしたいです。
(もちろん、丼物だけどーん!的な糖質に偏った食生活はダメですよ。野菜やタンパク質もしっかり摂りましょう)
写真にあるような江部先生の食生活はたしかに健康的だと思うけど、ちょっといくらかかんの?という心配は拭えません 笑
(やたらと、しゃぶしゃぶなどの肉料理が出てくる)
要するに、余った糖が脂肪となって悪さをするわけだから、その日のうちに消費してしまえる量を食べてればいいんですよ(だから、夜は寝るだけだから、糖質摂取は控えめにした方がよいでしょう)。
ま、それが難しいんだよって話ですが⋯^^;
ともかく、運動するなら糖を取れ、糖を摂るなら運動せよ、です。
(この辺の話はvoicyで森拓郎さんがよくしている)
何だかんだと文句をつけたけど、糖質制限食の本はいろいろ読んでますが、この本はわかりやすくてよかったと思います。
なぜ糖質の摂りすぎがいけないのか? 摂りすぎるとどうなるのか?といった仕組みも非常にわかりやすかった。
糖尿病目前(またはすでになっている)といった深刻な状態の人は元より、HbA1c(血糖値)の値が年々上がってるという人も読んだ方がいいですね。
ところで、明日から数日間夏休みを取ることにしたので、ブログはお休みしようと思います。
(ツイッターはつぶやき予定)